死刑島
金田一一×七瀬美雪


不動高校も夏休みに入り、俺と美雪はおっさんの古い友人がいる神奈川県の砂流島に旅行に来た

「はじめちゃんまた遅刻ね剣持さん」
「あいつは約束通りに来た試しがない!置いてくぞ!」

美雪と剣持警部は港で待たされていた。

「おーい!ゴメンよ」
「あっやっと来た!」

美雪がほっぺを膨らましハジメを叩いた。

はじめ「イタッ!なにすんだよ美雪〜!ちょっと遅れただけだろ?そんなに怒ると顔が戻らなくなるぜ?」
美雪「も〜はじめちゃんたら少しは謝りなさい!」
剣持「おい二人してイチャイチャしとらんと…船が出るぞ」

島に向かう道中の荒波に少し胸騒ぎがした…俺達はこれから起こる卑猥で悲しい事件をまだ予感していなかった

砂流島に着いた

周りを見渡しても普通のリゾート地といった感じだろうか。
海は綺麗だし、ヤシの木なんかも生えていて
八月の太陽が容赦なくバカンス気分を盛り上げる。

「ねぇハジメちゃんなかなか雰囲気あって良いところよね」

美雪は嬉しそうに言った

「ああ、そうだな…」
「?どうしたのハジメちゃん?恐い顔して」
「いや…なんでもないよ。水着ギャルはいないかな〜♪」
「また〜!!」
「お前ら、暑いんだから早く行くぞ!ロッジはもっと奥だからな」

大きな荷物を抱えた剣持警部は呆れ顔で言った。

ロッジに着くと40代のおじさんと若い女性が立っていた。
その奥に手をふる一人の女性。剣持警部も手を振り返しているので彼女が古い友人なのだろう。

「香織さん久しぶりです」
「剣持さん久しぶり、何年ぶりかしら、良い男になったのね」

なかなかの美人だ。スラッとしてるが胸はふくよかだ。美雪くらいありそうだな。

「紹介するよ金田一はじめに七瀬美雪ちゃんだ。いつも世話になってるから連れてきたんだよ」
「お二人とも初めまして剣持さんがお世話になってます」






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