第51.5話『排尿カルテでドッキドキ!』
ジュエルペット


これはジュエルスターグランプリの終了直後、卒業式が開会される直前の話である。

おしっこを追求するスタッフがマニアックな実験を緊急企画。
優勝者には豪華賞品が与えられるが、その賞品は秘密である。
ジュエルペットの女の子のおしっこは果たしてどこまで飛ぶのか?
座椅子に座り、縦一列に50センチ間隔に並べた5本のロウソクの火を
全て消した方が勝ち、消えたロウソクの火の数が同じなら飛距離で勝敗をつける。

チャレンジするのはルビー、ラブラ、ガーネット、サフィー。

スタッフ「さあ、準備はできたかい、ルビー?」
ルビー「うん、いっくよ〜!」

(ジャー!)

ルビーは腰に力を入れ、我慢していたおしっこを思いっきり解き放ったが、
だが力の入れ具合の割りにあまり飛距離が伸びない…。

ルビー「ふんぐぅ〜っ!!」
スタッフ「いいよ、段々(飛距離が)伸びてきた。」

(ジョボジョボ…ジョジョ…ジョ、プッ!)

しかし時には時既に遅し、ロウソクの火は一番手前の一本しか消えなかった。

スタッフ「ルビー、記録1本。飛距離は68cm。」
ルビー「あれぇー?もっと消えると思ったのにぃっ!」
ラブラ「最後オナラが出てたらぶ〜。」
ルビー「うそぉっ!」

どうやら尿道括約筋の使い方のコツを掴めず、違う所に力を入れていた模様である。

スタッフ「次はラブラ、よろしく。」
ラブラ「いくらぶ〜!」

(シュルルル、ジャーーーーーーーーーーーーッ!!)

スタッフ「おおお、すごいすごい!」

さきほどのルビーとは段違いの勢いで極太の放物線を描くラブラのおしっこ、
赤ん坊ならではの尿道の短さが勢いに繋がっている模様である。
その飛距離は一番奥のロウソクのさらに奥にまで及んだ。
しかし精度が悪く、長い放物線を描いたラブラのおしっこは中々ロウソクに当たらない。

スタッフ「強すぎるよ、もっと弱く!」
ラブラ「とめられないらぶ〜」

赤ん坊で力加減を知らないラブラは、まだ股先の力を上手く調節できなかった。

(ジョーーーー、ジョボジョボ…ジョジョ…ジョ!)

おしっこの勢いが弱まると同時に、奥から順に消えていったが、
手前から1本目のロウソクが残ってしまい、記録は4本、飛距離は2m80cmだった。

スタッフ「惜しかったね〜、飛距離は全然足りていたのに。」
サフィー「でもすごいねラブラちゃん。」
ラブラ「もうちょっとだったらぶ〜。」
ルビー「…。」←ラブラに惨敗で軽く凹んでる

スタッフ「次はガーネットの番だよ。」
ガーネット「恥ずかしいわ…。」

(シュルシュルシュル、ジャーーーーッ!!)

スタッフ「うわー、すごい音!」 

恥ずかしいと言いながら、勢いはすごい。
キレの良い極太の音を鳴らしながら、あたり一面に拡散するガーネットのおしっこ、
しかし音の勢いの割りには、さきほどのラブラのおしっこほど飛距離は伸びない。
記録は手前の3本、飛距離は1m59cmだった。
どうやら、音の勢いからすれば尿道括約筋の使い方は問題なかったが、
ペルシャ猫ならではの生まれながら持っている長毛が勢いを阻害していた様である。

スタッフ「おしゃまなキャラして、すごい飛ばすねー。」
ラブラ「でも、かったらぶ〜。」
ガーネット「あれー?3本しか消えてないの〜?」
スタッフ「勢いは良かったんだけど、毛が邪魔していたね。」
ガーネット「(股の周りを指しながら)このあたりを切ってくれば良かったわね…。」

サフィー「ねえ、早く早く、漏れそうなの!」

とスタッフが合図を出す前に猛烈な尿意を訴えてきたサフィー。

スタッフ「準備できたよ、いいよ。」

(シュルル、ジョワーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!)

一同「わっ、すごーい!」

大人しいキャラとは裏腹に、マーライオンの放水を髣髴とさせ、
豪快な勢いで直線状(やや、滑らかな曲線状)に迸るサフィーのおしっこ、
一同は普段のキャラとのギャップに驚愕した。

(ジョーーーー、ジョボジョボ…ジョジョ…ジョ!)

やがて、一番奥のロウソクだけ残した状態でおしっこの勢いが止まっていった…。
このままでは飛距離の差でラブラの優勝になってしまうが…。

スタッフ「えー記録は…。」
サフィー「待って、まだ出る!」

サフィーは体勢を45度変え、オス犬のごとく片脚を上げて
クリを引っ張りながら、奥のロウソクに向かって最後の力を振り絞って放尿を再開した。

(ジョワワワーーーーーーーーーーーーッ!!)

スタッフ「うほほぉ!」←驚いている
ルビー「ステキステキ!」

この瞬間一番奥のロウソクの火が消え、『フー』とサフィーの口から安堵のため息が流れたと同時に、
記録を抜かされたラブラの口からも残念な『はあ』と言うため息が漏れた。

ラブラ「まけたらぶ…。」
ガーネット「やるじゃない、サフィー!」

(ジョジョ…ジョ!)

スタッフ「終わった?」
サフィー「…うん。(赤面)」
スタッフ「記録5本、飛距離2m57cm。すごい我慢していたんだねー。」
ルビー「サフィーにおしっこの才能があったなんて、意外だね。」
サフィー「別に才能じゃないわよ、ただずっと我慢していただけなの…。」
ラブラ「ひきょりではラブラがかっていたらぶ〜(怒)」

しかし、どんなに主張してもこの勝負はロウソクの火が消えた方が勝ちと言うルール、
サフィーはおしっこ大会に優勝したお祝いに、『おしっこクイーンの像』が授与された。






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