ダイアナ×キング
ジュエルペット


※アニャル攻め
※缶けりが終わってしばらくたったあたり


それは、とある吹雪の夜のことだった。
私、ダイアナは蟹の足を折っていた。

「ほう、今日の晩ごはんは蟹か」
「はい、お兄様!」

今日の晩御飯は朝早くから市場で仕入れた特上の蟹。
大好きなお兄様のために用意したもの。

「後は盛り付けだけですので、お兄様はコタツで…」
「いや、蟹というものは皆で食べると美味しいと聞いた。盛り付けは私がやっておこう。ダイアナはキングを呼んできてくれ。」

私がキングを!?でもお兄様が言うなら…

「分かりました。では、ラピスとともに盛り付けの方をお願いします」
「しょうがないねぇ」

あんただけコタツで温まってるなんてさせないわよ。
私は2人に台所を任せると渋々キングの部屋へと向かった。
この城はとても部屋が多い。私は自分の記憶を頼りにキングの部屋に向かった。

「確か、ここがキングの部屋だったわね」

私はノックしようとドアに手を当てた。
その時だった。その部屋からは何か辛そうな声が聞こえた。

「…ダイアナはん、ラピスはん…!!」

キング?私とラピスがどうかしたのかしら?
私はドアノブに手を伸ばし、ばれない様にそっとドアを開いた。

ギィ…

「あぁぁ!ラピスはんっ、ダイアナはんっ!!イクダス!!」

シュコシュコッ

「き、キングが自分のお、おちんちんを!?」

ドピュッ!!ドピュッ!!

キングは自分のおちんちんを片手で擦っている。
私はキングのしていることが理解できなかった。
しかし、キングのおちんちんからは白い液体が飛び出て
私とラピスの人形にかかっているのは分かった。

ガチャッ!!

「あっ!!」

私は動揺してドアノブを放してしまった。

「だ、ダイアナはん!?」

ばれた私はどうする事も出来ずに部屋に入ってしまった。

「今の…見てたダスか?」
「え、えぇ!見たわよ、あんたが自分のお、おちんちんを擦ってたのをね!」

私は特に言い訳も思いつかなかったので、そのまま言ってしまった。

「そうダスかー、恥かしいところを見られてしまったダスねー」
「やけに冷静ね…」

その冷静さをもっと疑うべきだった。一瞬目を放した隙にキングは魔法を使った。

「オニキスジュエルフラッシュ!!」
「きゃぁぁぁぁ!!!」

キングの魔法には副作用で激しい痛みを伴う。
私は少しの間、気を失ってしまった。

目が覚めると私はキングの部屋のベッドの上に居た。

「ん…」
「目が覚めたダスね?」

私はベッドの手すりの部分に体を縛られ、両腕は頭の上でクロスに縛られていて
足以外は身動きが完全に取れないようにされていた。

「ちょっと!!なんなのこの縄!?早く外しなさい!!」

ギィギィ…

「暴れても無駄ダス。簡単には抜けないダスよ。」

無理に動こうとするとベッドの軋む音と共に痛みが沸く。

「なら、魔法で!!ダークダークダイアモッにゃあっ!?」

さわさわ…

「魔法は唱えさせないダス。」

呪文を唱えようとすると、キングは私の尻尾の付け根の部分を触りだした。
触られたとたん、私の体に味わったことの無い快感が走った。

「やっ、んっ…にゃ、やめっ…にゃぁぁ!!」
「知ってるダスか?猫の尻尾の付け根は性感帯。ラピスはんの時もそうだったダス。」
「はぁ、はぁ…せい、かんたい、って何なのよ…!?」

性感帯、そんな言葉は初めて聞いたし今の快感も初めてのものだった。

「気持ち良さを感じる場所のことダスよ、たとえばここもダス。」

グチュッ…

「やっ、そんなとこダメ!!」

キングは私の足を開くと、オシッコの出る割れ目を触り始めた。

「ふにゃっ!ん、やぁ!」
「もっと奥まで入れるダスよ!」

そういうと、キングは自分の指を奥に突っ込んでくる。

グチュ、グチュッ…

「にゃぁ、ん、いやぁ、らめぇ…」

初めての感覚に私は変な声を上げてしまった。

「…ダイアナはん、オナニーって知ってるダスか?」
「はぁ、はぁ…、おなにー?知らないわよっ!!」

キングは指を抜き出すとそんなことを言い出した。
キングの指は透明な液体で濡れていた。

「やっぱり、そうダスか。オナニーって言うのは簡単に言うと自分で自分を気持ちよくすることダス。」
「ちょっと!どこ触って、ひゃん!!」

ペロッ

キングはそう言いながら、私の胸を触り、舐めはじめた。

「ラピスはんのより小さいダス。」
「うるさいわねっ!!」

私だってちょっと気にしてんのよ。

チュパッ、チュパッ…

「やん!吸っちゃいやぁ…」

キングはやがて胸を触るのを止め、左手で股の割れ目を触りだした。

グチュ、グチュッ…

「にゃん!にゃぁ、んっ!んぁ!!!」
「もうすぐイキそうダスか?」

イク?キングの言っている意味は分からなかったけど、
私の快感は最高潮に達しそうで自分でも訳が分からなくなっていた。

「イクって言うのは、快感が最高潮に達した時のことダス。ワタスがチンポから白い液体を出したことダス。」

その後も、キングは胸や股を触りはするが
私はそのイク、というのを感じることは出来なかった。
キングは私がイキそうになると手を止めるのだ。
何度も、何度もそうしているうちに、ベッドの上には透明な液体がたくさん股からあふれ出ていた。

「にゃぁ…おねが、い、イかせ、てぇ…」
「そろそろいいダスね…」
「はぁ、それ…を、はぁ、どうする、の…」

キングは自分のおちんちんを私の股に近づけてきた。

「今から、このチンポをダイアナはんの中に入れるダス」
「おちんちんを入れる…?」

私にはキングの言っている意味がよく分からなかった。
そういえば、今回のことは何もかもが初めてのことばかり。
胸をあそこまで触ったり、股の中に指を入れたりしたり…
それが、気持ち良かったり。実は言うと今からされることも
あの快感が味わえるのかとどこかで期待していた。

「…やっぱり止めるダス」
「えっ…!?」
「いいダスか?女の子の中にチンポを入れるという事はとても大事なことなんダス。自分の大好きな人に捧げるのダス。だからもう止めるダス。」

キングはそう言うと、私の縄を解き
ベッドからおりてドアの方に向かって歩き始めた。

ギュッ

「ダイアナはん?」
「お願い……私を、もっと気持ち良くしてぇ…!!」

私はもう自分で自分を制御できなくなっていた。

キングは私の手をそっと下ろすと私をジッと見る。

「ダイアナはん…」

ペロッペロッ

キングは私をベッドの上に押し倒し、耳、頬、首、胸、おなか、足、股と
ゆっくりと、そして優しく舐めはじめていった。

クチュ、クチュッ

「にゃぁ…んっ、あぁ…」
「じゃあ…」

キングは私をうつ伏せにすると、私の股から出た液体をおちんちんに塗りつけていく。
そして、塗りつけると私のおしりの穴を両手で広げ始めた。

くぱぁ

「にゃにするの…?」
「別のところで気持ちよくしてあげるダス…!」

そして、ゆっくり、ゆっくりとおちんちんが入ってくるのが分かった。

ズププププッ!!

「にゃ、に゛ゃぁぁぁぁあああ!!!」

期待していたものとは全く真逆だった。
快感どころか痛みで我を失いそうになった。

「いだいぃぃぃ!!」
「ダイアナはん!落ち着くダス!大丈夫ダス!ワタスを信じるダス!!」

ギュッ…

それはとても不思議だった。あんなに痛かったのにキングが優しく抱いてくれると何故だか
痛みが消えていき、快感だけが残った。

「にゃぁっ、にぃ!!やっ、ん!!あぁぁぁ!!」
「ゆっくり、動かすダス…!」

ジュプッ、ジュプッ

それからキングは出したり入れたりを繰り返して、だいぶ、時間が経とうとしていた。
股からは、キングのおちんちんと私の液がいやらしい音を出している。

ヌチュ、ヌチュッ

「あん、やぁ!イク!!イッちゃうよぉ…!!」
「ダイアナはん!ワタスもイクダス!!一緒にイクダス!!」

キングが激しくおちんちんを動かし始めた瞬間、私の快感は最高潮になった。

ジュプ、ジュプッ!!

「あっ、あぁぁぁぁ!!!」
「にゃっ、イクッ!にゃぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!!

私とキングは、ほぼ同時にイッてしまった。

「はぁ…はぁ……」

それから私は深い眠りについてしまった。


気がつくと、ここは私の部屋だった。

「眩しい…」

朝日が私を照らしていた。

「そうだわ、朝ごはんを作らなくては…」

ちょっと、ふらつくけれども私はお兄様のために台所へ向かった。
しかし、台所には既にラピスが和食を作り終えたようでコタツに皆が集まっていた。
もちろん、キングもそこにいた。

「ダイアナ、昨日は大変だったようだな。」

私がコタツに着くとディアンお兄様が心配そうに聞いてくる。

「一体何のことでしょう?」

私が何のことか分からずにそう聞くと、魚を口に含み、ラピスが教えてくれた。

「あんた、昨日キングを呼びに行った時、貧血で倒れたのよ。」
「それで、キングが健康の魔法を掛けて部屋に連れて行ってくれたらしいな。」

キングが…?そうだ、昨日はキングと…

「あっ…」
「どうした?ダイアナ。」

昨日のことを思い出しただけで股が濡れてしまう。
キングは昨日のことを無いことにしようとしている。
なので、私も昨日のことを無かったことにしようとする。

「な、何でもありません。」
「貧血で倒れてしまったのは私がダイアナのことを考えてやれなかったからだ。すまない。」

ディアンお兄様は、私に向かって、深々と礼をする。

「いいえ、気にしないで下さい。お兄様の役に立てるのが私、嬉しいです。」
「そうか。」

しかし、今思えば、最近はジュエルゲームで負けっぱなし。
この間も、缶けりで負け、ラピス以外のジュエルエイトを失ってしまった。
全然、お兄様の役に立ててないことを知るとストレスで頭がいっぱいになった。
そして、思った。ストレスは快感で打ち消してしまおうと。

「あの、お兄様?1つ聞いてもよろしいですか?」
「なんだ?」
「おなにー、ってどうすればいいんですか?」

ブハッ!!

コタツの上には、魚やご飯粒、味噌汁などが散乱していた。

「ゴホッ、ゴホッ、だ、ダイアナ!?それをどこで!?」
「あちゃー…ダス。」

それまで、喋らなかったキングが口を開いた。
その言葉を聞いたラピスは軽くキングを睨みながらこう言っていた。

「…キング、後で私の部屋に来なさい。」
「…はいダス。」

それから、誰もキングの姿を見ることは無かった。






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