赤ずきん(非エロ)
F4×牧野つくし


キャスト
赤ずきん…つくし
おおかみ…つかさ
お母さん…花沢類
かりうど…総二郎
お婆さん…あきら
森の動物…・司母・桜子・百合子・えりか・美奈子
村の娘…ゆうき

森の中に小さなかわいいお家がありました。
そこには雑草並の根気と意地をもった赤ずきんと
いつも眠たげで天然なお母さんが住んでいました。
ある日お母さんは赤ずきんに気怠そうに頼みます。

母「そういえばお婆さんが死にかけらしい…婆さんの看病してきて。」

そう言い終わるやいなやソファーで寝てしまいました。

赤「心配しなよ…ありえないつっーの」

と赤ずきんは小さな声で呟き、気持ち良さそうに寝てるお母さんに呆れつつも毛布をかけてあげます。
そしてとりあえず家にあった長葱と生理痛の薬や解毒剤を持ち出かける赤ずきん。
赤ずきんが歩いていると見覚えのある男と女の子が立っていました。

狩「俺は狩人の総二郎っていうんだ。ねぇ君名前を教えてよ」
村の娘「えっ…あっ…ゆうきです…」
狩「ちょっと村の酒屋に行かない?」

赤ずきんは友達の危機を救うがため二人の間に突入しました。

赤「西門さん!やめて下さい!ゆうき、こんな奴といたら妊娠するわよ!」
赤ずきんが必死に狩人を説得しことなきをえました。
狩「ところで赤ずきん何しにいくの?」
赤「お婆さんの看病よ!」
村の娘「それなら丘のお花を摘んでいってあげなよ。」
狩「あ…けど乱暴な狼が近くにいるらしいから気をつけろよ?」
赤ずきんは狩人の忠告にお礼を言い丘へと歩きだしました。

赤ずきんがまたテクテクと歩いていると、いきなり目の前にでてきた物にぶつかりました。

狼「いってぇ…どこ見て歩いてんだ!」
赤「何よ!いきなり出てきたのはあんたでしょ!」

生意気(当たり前)な態度に怒った狼は赤ずきんに赤札を張りつけ大声で叫びました。

狼「お前らこいつをぶっつぶせ!」

その声を聞いた森の動物で意地悪リス3匹(百合子・えりか・美奈子)がやってきました

リス3匹「あぁら小汚ないずきんですこと。フランスの諺で布巾と雑巾はなんとやら…」

延々と嫌味を言うリス達に腹がたった赤ずきんは、リスを蹴散らかしまた歩き初めました。
その果敢な赤ずきんの態度を影から見ていた狼は、胸の奥が少しキュンとなりました。
しばらく歩いていると赤ずきんはとうとう丘につきました。

赤「すごーい!綺麗!」

赤ずきんはお花畑を見て感動していると小鹿(桜子)がやってきました。

小鹿「ふん!あたしの方が断然綺麗よ!!蜂(トーマス)よお花を目茶苦茶にしてしまいなさい!」

どこからともなくやってきた蜂は逆らう事もできず、お花畑をグチャグチャにし始めます。
赤ずきんが必死にお花畑を守っていると後ろで隠れながらついてきた狼が目の前に姿を現します。

「おいやめろ!」

狼が蜂を殴り倒している間に小鹿は逃げお花畑にまた平和が訪れました。
狼の乱暴な優しさに胸が高鳴った赤ずきん。

狼「ありがとうくらい言えよ」

狼はふてぶてしく言い赤札の撤回を告げます。

赤「元はと言えばあんたが悪いんだからね!…けどありがとう…」

赤ずきんは狼と仲良くなり一緒にお花を摘み初めました。
そして赤ずきんと狼は綺麗な花を見つけ同時に手を出しました。
触れる手と手…周りひお花畑…いい感じです。
赤ずきんを押倒し自然と(少し無理矢理に)赤ずきんの唇に狼は近付き唇に触れようとしたその時…
さっきの小鹿がやってきました。

小鹿「あらお邪魔だったかしら?とっととやっちゃって。何スレ消費するきかしらね」

小鹿は意地悪く笑い走りさりました。

……なんやかんやで情事がすみお婆さんの家へと二人は歩きました。

しばらく歩き赤ずきんが沼にはまり死にかけていました。
沼で沈む赤ずきんに気付いた狼は抱きしめ、沼からあがり人口呼吸をし助けだしました。
情事があったにも関わず唇が触れた事に軽くてれる二人。
一方赤札の撤回を聞いてなかった蛇(司母)は二人の行くてを阻んでいたのです。
沼は赤ずきんを溺死させようとした罠だったのです。あぁ恐ろしい…
とうとうお婆さんの家につきドアを開けようとしたその時!
蛇が屋根から滑り落ち赤ずきんの腕にかみ付こうとしました。
狼は野性の勘と俊敏な動きで赤ずきんをかばうため突飛ばします。

しかし狼は自分を守ることができず、蛇に腕を噛まれ毒が体内に入りこみました。

赤「狼!何やってんのよ馬鹿…」

赤ずきんは泣きながら持ってきた葱を腕に巻き付け
毒の巡りを遅くさせ解毒剤を口移しで飲ませます。
苦しんでいた狼は落ち着き赤ずきんの膝枕で休みすっかり元気になりました。
そして蛇は自分のした事に後悔し赤ずきんに謝りその場を去りました。

赤「さぁ!お婆さんの看病しなきゃ!」
狼「俺様も手伝ってやるよ」
赤「まだ毒が抜けて少ししかたってないんだからあんたは寝てて」

赤ずきんは立ち上がりドアを開けます。

…そこにはやつれたお婆さんと元気いっぱいの双子の女の子。

婆「赤ずきん…遅い…もう俺疲れて死にそう…少しだけ面倒見てくれ…」

赤ずきんはお婆さんの頼み事を快く引き受けます。
お婆さんは寝室で眠りにつこうとした時
横のベッドで寝ていた狼に話かけられました。

狼「おいばばぁ…聞きてえだろう?俺と赤ずきんの出会いをww」
婆「いっいや…」
狼「聞きたいだろ?」
婆「うん…」
狼「あいつが俺にキスしてきて…略…そして花畑であんなことや…略…あの時の顔がかわいくて…略」

お婆さんはその夜一睡もすることができませんでした。

夜狼とお婆さんの会話はまた別のお話し…






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