桜子の裏日記
三条桜子


6月20日曇り

今日の事は一生忘れない。すごいことがあったのよ!
放課後、私はF3のタマリ場である英徳大学電算室69号に居たの。
そう、その日は美作さんと、念願のアナルファックに挑戦するつもりだった。
私は朝食・昼食を抜き、イチヂク浣腸を3個も使用して、万全の態勢だったわ。
あの潔癖症の美作さんをようやく口説き落としたんだもの。
そして、いよいよ・・・!という所で、とんだお邪魔虫が飛び込んできたのよ。
こんなタイミングでやってくるのはあの人しかいないわ。
そう、牧野先輩よ。
オタオタしちゃって、みっともないったら。
くやしかったから羽交い絞めにして美作さんといじめてやろうと思ったの。
少しからかうだけのつもりだったのに・・・

美作さんは、最近ニッシーと花沢さんの様子がおかしいって言ってた。

「どうも、俺に何か隠してる」って。

二人は口を割らないので、牧野先輩にターゲット絞ったみたい。
美作さんが本気になれば、蜘蛛の巣にかかった蝶よ。

「牧野は、隠し事なんて出来ない性格だよね?」

とか言いながら、至近距離で迫ってるではありませんか!
でもなんかこう・・色っぽい雰囲気なのよ。
私もだんだんウズウズしてきちゃって。
あれね、牧野先輩って、本質はMよね。ガサツで凶暴だけど。
そそるものがあるのよ。
二人の熱に当てられちゃったのよね。
牧野先輩の白い胸元を見たら、火がついちゃったみたいに、
美作さんと絶妙の連携プレーで牧野先輩を堕としていったの。

どうも美作さんはこういうチャンスを待ってたっぽい。
でもまあいいや、とこの趣向を楽しむことにした私。
牧野先輩の抵抗は美作さんが押さえてたので、私はスカートも、パンツも脱がせた。

×△●$☆♂※!!!

パイパンよ、パイパン!はじめて見たわ~。
美作さんの手から時折覗く先輩の乳首はピンク色でとても可愛いの。
思わず舐めちゃった。うふふ。
最後に靴下を脱がせると、生まれたての姿よ。
背中がゾクゾクしたわ。

「イヤ・・・」とか言いながら、感じ始めてるのが分かった。
それがまた、煽るのよ~
美作さんも剃り上げられたアソコに気が付いて、耳元で何か囁きながら
先輩の敏感な場所を探っていた。
思い出しただけで、興奮してくる。だって、すごく可愛い声なんだもの。

このまま、最後までいっちゃうのかしら・・と思った瞬間、
ガチャリと扉の開く音が。
んもう、また邪魔者?と、先輩の体を隠すようにして振り向くと、
ニッシーと花沢さんが!
すっかり二人のことは忘れてたから、またまたビックリ。
怒鳴り声と平手打ちを覚悟したわ。
と・こ・ろ・が!

「あきら~F4の良心と呼ばれたお前がこんなこと許されると思ってんの~?」

と、ニヤニヤ笑いながらニッシー。ま、この反応は妥当なのかしら?
予想外に花沢さんは怒りもせずに静観していた。
どうもこの辺りに「隠し事」があるな、と気付いたわ。
剃られたアソコにビックリしていたから、これは花沢さんの仕業ね。
ニッシーなんて、異様に興奮してたわよ。

「類・・・・類・・・オマエは・・・・」うれしそうな顔しちゃって。バカ。

「桜子、お前まで何やってんだよ~」

ええまあなりゆきで・・・とか言ってると、私をどかせて牧野先輩の頬に触るニッシー。
花沢さんなんて、先輩の事しか見てないし。んもう。
壁に背をつけて後ろから抱きかかえていた美作さんは、躊躇したものの、手を休めることはなかった。
パニクってる牧野先輩なんて、もう全身ユデダコのよう。
なんだか妙な雰囲気だったわね。
皆の頭の中も高速で回転していたのじゃないかしら?今思えば。
4すくみ・・いや、5すくみ状態?カエルとヘビとマングースとふくろうと兎?
こういう時、口火を切るのはもちろんヒールの私。

「で?どうするんですか?」

顔を見合わせたのは美作さんと西門さん。
ツーといえばカーよね。美作さんの気持ちが分かったニッシー。さすがキョウダイ。

「あたしはどうなるんですか?」恨みがましそうに美作さんを見る。

結論は・・・

ゴニョゴニョと西門さんに耳打ちした美作さん。

「おっし、桜子、それは俺にまかせろ!」

結構乗り気だったわね。頼む人を間違えたのかしら。
西門さんは花沢さんに耳打ち。伝言ゲームね、まるで。
以下は花沢さんの発言よ。特筆。なんか、あの人のことが少し分かったような気がしたわ。

「俺は今は見てるだけでいい。牧野、いいよね?帰ったらたくさんしてあげるから」

やっぱりフツーじゃないわ。東の道明寺さん、西の花沢さんよ。

ニッシーはさすが手際良かった。まあ私の体も知ってるしね。
前哨戦で準備万端だった体はすぐに開いたわ。
私はもちろんはじめての経験に興奮していたのだけど、牧野先輩達から目が離せなかったわね。
それはそれは・・・もう神々しいといっても過言ではなかったわよ。
しなる背中、白い喉元・・・息遣いも喘ぎ声も、本当~にかわゆいの。
そんな先輩を見つめる花沢さんの瞳がいやらしくて・・・なんていうのかしら?あーいうの。
美作さんは美作さんで、とっても丁寧な愛撫。
ああ、思い出しただけで・・・・!!!

―――ちょっと、休憩するわ・・・・ちがうわよ、オナニーなんてしないわよ!
コーヒーブレイクよっ!

―――「どうする、桜子。うしろから行く?」

素早く考えて、後からにしてもらう。
だって、その方が先輩達を見れるじゃない?
私はローションを取り出して西門さんに渡した。
道具での開発は既に済んでいるし、心配はなかったわ。
ニッシーはアソコにアレをこすりつけながらローションをたっぷりと
アタシのアナルに流した。そして指でマッサージ。
彼のモノもだんだん固くなるのが分かったわ。
ぬるって入っちゃったりして。ああん~って声出たわよ。

さあ・・・いよいよね・・・と気合の入った時。

牧野先輩のふっくらとしたキレイなアソコに、美作さんの指が飲み込まれていくのが見えた。
美作さんのノドボトケが上下に動いたわ。そしてこっちを見たの。
西門さんの様子は見えなかったけど、無言で会話が成り立ってたみたい。
私は居ても立ってもいられず、牧野先輩の元にハイハイしたわ。
ニッシーを置き去りにして。まぬけよね。

「何なんですかっ?」
美作さんが小さく呟く。「スゴイ・・・こんなのはじめてかも・・」

ヒクヒクと妖しく光る牧野先輩のアソコ。
頭の中に1つの考えが浮かんだわ。もしや・・??
たまらず手を伸ばすと、ビシャリと撥ねられた。
美作さんではなくて、花沢さんよ。まるで氷水を浴びせられたみたいだった。

「どうして・・・?」
「その爪で牧野が傷つく。」

冷酷に拒絶され、ハッと手先を見た。
そうよ、昨日ネイルケアしたばかりの自慢の爪。両手で3万円也。
この時ばかりはそれが恨めしかったわ。ちくしょう、これさえなければ・・・!

背後にニッシー。「桜子、あきらめろ。ま、気持ちは分かるけど・・・」
くやしかったから、先輩のピンと上向いた乳首を口に含んで赤ちゃんみたいに吸ってやったわ。
そこはずっとそうされるのを待っていたみたいだった。
その反応に喜びを覚えて我を忘れそうになった時、腰をつかまれて。

「こっちを済ませようぜ。見ながらでもできるだろ」

宝島を前にして退却する海賊の気持ちよ。いつか上陸してやるんだから!

美作さんが私の後を引き継ぐように、牧野先輩を攻める。
さすが、百戦錬磨の年上を相手にしてきたツワモノよ。
そこいらのサカってる10代の男子とは雲泥の差。
スローモーションみたいな優しい愛撫で、牧野先輩なんてとろけちゃってるの。
他人のSEXって、傍から見ると滑稽なものだけど、例外ってあるものね。

花沢さんは言葉どおり牧野先輩を見つめてた。
指先で先輩の少し伸びた髪を玩びながら。壮絶に美しい悪魔の様に。
牧野先輩の瞳は、いまにも溢れそうに潤んで、本当に色っぽく見返すの。
美作さんの愛撫を受けながら。
快感に目を瞑ると涙がこぼれて、それを花沢さんが優しく拭うのよ。

西門さんはおそらく同じ光景を目にしながら、静かに入ってきた。
入り口をほぐしながらとてもゆっくりとね。
自分のやってることにすごく興奮はするんだけど、得られる快感は案外少なかった。
仕方がないわ、これは回数を重ねてある程度の訓練が必要なんだもの。
その余裕のおかげで、もうじっくりばっちり観察できたのだから良しとしなくちゃ。

牧野先輩の全身はしっとりと紅潮していた。
3サイズ的には私の勝ちね。ふふん。
でも、熟していない果実の美しさっていうのかしら?
誰の足跡もついていない雪原のような・・・・どうも文学的表現になるわねぇ。
思い入れが強すぎるのかしら。
何かに耐えているような吐息と「あ・・」とか「ん・・」とかいう小さな声が
ゾクゾクするくらい可愛いのよ。

美作さんが挿入を試みると一瞬抵抗が大きくなったけど、なだめるように花沢さんのディープキス。
何かささやいてたけど、聞こえなかった。
きっと変態ちっくにいやらしいことを言ったに違いないわ。
ゆっくりと動き始めると、クチュクチュ音が聞こえてきた。
もう興奮度200パーセントよ~

「ホント、すごいよ・・・牧野。」

歪む美作さんの額がこれまたイイのよ~!

そして美作さんと同調するように動く西門さん。
あん。やっぱりバイブよりは数倍イイわ。
しばらく自分の方に没頭していて、全てを見ることは出来なかった。
心の中で西門さんが早く済ませてくれるのを願ったわ。
括約筋をギュウギュウ締めてやったわよ。

ほどなく終わる行為。
一方、先輩はだんだんと高みに昇っていく様子。
美作さんも限界きてたわよ。
並みの男なら3往復でフィニッシュ!という所でしょう。
グイと彼女の腰を持ち上げて、味わうように円を描く。
二人の体が小さくリズムを刻み始めると、牧野先輩はイヤイヤって。
イきたくなかっのかしら。花沢さんに最後の助けを求めるけど、微笑みに拒絶されるのよ。
美作さんはそんな先輩が可愛くて仕方がないって顔してたわ。
演技でも計算でもない所が天然の凶器よね。とても真似できない。
そうしていよいよクライマックス。
熱情を込めて。野性的に激しく。嵐の様に激しく!――――――・・・・・。

ハッとして、振り返ると西門さんがすごくエッチな顔してた。
なんだかまた固くなり初めてたから、あわてて引き抜いてもらう。
手早く身支度を済ませたけど、まるで夢でもみているようだった。
ココはどこ?私はダレ?って感じ。
世の中はすごい速さで動いて行くのね。って、何言ってるんだか。

満足そうな美作さんと、西門さんに促されて部屋を出る時、振り返って見ると。
そこだけピンクのフィルターがかかったみたいだったわ。
服の下で強張っている花沢さんを目の端に捕らえながら、
ぐったりと脱力している牧野先輩を見据えて
私はリベンジを固く決意したのでありました。
必ず暴いてみせるわ、その体!

本当に長い一日だったわ。もうこんな時間。
ああ、でも今ごろあの二人は・・・・・・・・・・・・・・・・・






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