美作×西門×つくし
美作あきら×西門総二郎×牧野つくし


道明寺とつくしを温室に閉じ込めて初エッチ!
のお膳立てに失敗した西門と美作。

「だめだ、牧野の腰がひけてちゃーあの二人に進展はない!」
「だいたい牧野に色気がなさすぎるんだよ」
「ちょっと俺らで開発してみるか」

つくしを誘い出した二人。作戦はこうだ。

まずは美作が貫通式を行なう。
そのあと西門の超絶テクニックで初イキ。

さすがに3Pはまずい。
目的は道明寺をその気にさせ、ひるまない牧野に仕立て上げることだ。

つくしは美作や西門のたくらみ等全く気付かなかった。
のん気に少女趣味の美作の部屋でくつろいでいる。

F4の幼い頃のアルバムなんて見ながら雑談。
西門はさりげなく部屋をでた。
美作も腰をあげ、つくしの隣に腰掛ける。

ふてぶてしい幼い頃の道明寺の写真をみて「ぶっ」と噴出すつくし。

(・・・これだもんな・・・)

やれやれという表情の美作。
気を取り直して肩を抱き顔を寄せる。

「!なにすんの!!」

つくしの拳が美作の頬をかすめる。

(このくらいの反応は予想済み)

手首をきつく捉えられたつくしに口付ける。

「ん・ん!!!」

精一杯の抵抗も空しい。

美作にとってはつくしは全くの守備範囲外。
新鮮な刺激に案外楽しんでいることに気が付きハッとする。

(女抱くのに苦労したのなんて久しぶりだな・・・)

必死で抵抗するつくし。
しかし美作に自由を奪われて逃げられない。

(息が・・・苦しい!!)

「ん・・・・・・・・・」
「・・・・んん・・・」

美作の巧みなディープキスと甘い上品な香りにつくしは頭の芯がとろけるようだ。
それでも小さな抵抗は続く。

(いつも積極的な年上ばかりが相手だからな・・・・)

つくしの抵抗をあまり苦に感じない自分に少し驚きながらも、
愛撫の手をとめることはない。
手のひらに収まる控えめなつくしのバストの柔らかさを楽しみながら
美作の自身も次第に強張ってきた。

フワリとつくしを抱き上げ、ベッドに移る。

「ちょっ・・・・待って待って・・・どうして・・・?」

バタバタと抵抗するつくしにキスの嵐。

「大丈夫・・・俺に預けて・・・・」

これから何が行なわれるかを察したつくしの顔に一瞬恐怖が浮かぶ。
うるうるとした瞳からは今にも涙がこぼれそうだ。

「泣かないで・・・やさしくするから・・・・」

まるで可愛い妹に言って聞かせるように囁く。
道明寺の激しさや花沢類の空気感とは違う独特の雰囲気。

そう・・まるで優しい姉のような・・・・・

美作の繊細な動きにつくしは抗うことを諦めた。

(この・・・香りが・・・・)
(まるで花束に溺れているみたい・・)

チュッ・・・・・・チュッ・・・・・

首筋に、手首に。
そして巧みに衣類を剥ぎ取られ、そのキスは胸元に降りてきた。

美作はすっかりおとなしくなったつくしの様子を見て、

(そろそろ・・)

すでに美作の足で割られた所に手を伸ばす。
そこは既に湿っているようだ。

(牧野・・素直に感じてるんだな・・)

パンティの中に指をもぐりこませる。
うるみをすくって、クリトリスに撫で付けた。

「あっ・・・・・」

身をすくめるつくし。
しかし美作の指は止まらない。
入り口をほぐすように、やわらかく、時に強く円を描く。
自分自身のものを取り出した美作は、その入り口に
押し当てた。

(こわい・・!やっぱり怖い!)

身をよじらせてなんとか逃れようとするつくしの肩を押さえる。

(とても・・入りそうに無いな・・・)

屹立した美作のものはかなり大きかった。
なじませて、その先に進もうとするが到底受け入れられそうにも無い。
いつもは無理をしなくてもすんなり受け入れる女性ばかりを相手にしてきた。
嫌がるものを無理やりに・・などという経験は皆無だ。
躊躇していると、西門がスルリと部屋に入ってきた。

「・・・まだなのか?」
「これからなんだけどな・・ちょっと無理かも」
「苦戦してんなー手伝おうか」

ニヤリと笑った西門は、つくしの枕もとに這い上がってきた。

(なっなっなんで・・・・・・!)

羞恥が襲うつくしの上半身を後から抱きかかえて起こす。

「ちゃんと濡らした?」
「一応な」
「もっとタップリ濡らせば入るんじゃない?」

西門は、あまりの恥ずかしさに抵抗することも忘れていたつくしの胸を両手でつつむ。
そして乳首を摘み、転がしながら、

「牧野・・・・安心しなよ・・絶対大丈夫だから!」

能天気に励ます西門。
いやいやをするつくしを無視し、クリトリスに手を伸ばした。
押し広げられ、激しくやさしく刺激する。

「自分で触ったことないの?ホラ、気持ちいいでしょ?」

耳元でささやく。
意志とは無関係に、つくしの奥からなめらかなものが湧き出ていた。
西門の指の動きにあわせて、美作のモノもゆっくりとうごめいていく。

「イイよ・・・もうチョイで入りそう」
「一気にいくなよ・・とりあえず、先っちょだけ」

何回目かの圧迫で進入を図った。

「ヤ・・・・」か細く小さくつくしは懇願する。

「ダメ・・・・もう・・・止めて・・・」
「何言ってんの、ここまで来て。まあいいから任せなさい」

耳を甘噛みして、西門は美作に目で合図した。
美作も了解。

ズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(! ! ! あッ・・・・・・・・・・・・!)

「半分くらいまで入ったよ、牧野」

「サンキュ、西門。」内部の狭さを楽しみながら美作がいう。

西門はつくしの頭をイイコイイコして部屋を出て行った。

「さて・・と。少しずつ動かすよ・・」

ぬ・・・・・ぬ・・・・・・ぬ・・・・・・

(やさしく・・やさしく〜)

出したり入れたりを小さく繰り返しながら、時間をかけてつくしの中へ収めていった。

「ハイ・・全部入ったよ」

合図の様にトントン、と突いて見る。

「・・ああっ」

入り口は焼け付くような痛みが残るが、奥で感じる刺激は快感に重たい。
全身を紅潮させ、眉根を寄せるつくし。

「牧野・・痛い?中、すごいキツイから、ちょっと力抜いて・・」

シーツをぎゅっと握り締めているつくしの手をとり、
美作の肩に回す。

「ちょっとだけ動いてみるよ?」

つくしの返事はまたずに、腰を浅く動かす。

「あ・・あ・・・!」
「?!」

(スゴ・・からみついてくるよ・・意外に名器かも・・・)

二人の結合部から、いやらしい音が響き始めた。

(あー・・・もうダメだ)

「ん・・・んん」

痛みばかりではない「ある感覚」に声が出始めたその時、美作の動きが止まった。

「ハイ、ここまでね。おしまい。」

コンドームが抜けないように根元を押さえてつくしの中から自身を抜いた。
つくしは荒く息をしながら、目をそっと開ける。
美作の手がやさしくつくしの頬をなでる。

「俺ね、あんま強くないから、ここで出すといざという時役に
立たなくなっちゃうんだよね。もっとしたいけど・・・」

つくしはぼーっとした頭で美作のコトバを聞いている。
美作は身を起こすとバスローブを纏った。

「かわいかったよ・・・・あいつにはもったいない」

微笑みながらつくしの体をバスローブでくるんでやる。

「そこでシャワー浴びておいで」

部屋の奥を指差し、つくしのオデコにやさしくキスをして
美作は部屋を出て行った。

(美作に・・・ヤられた・・・)

すこし頭のはっきりしてきたつくしは、ふらふらとバスルームに向かう。
貫かれた部分の鈍痛が、さっきまで起こっていたことが夢ではない証拠。

(西門にまで裸見られて・・・)
(く、くらくらする)

貧しさ等の困難にはつよいつくしも、こういったことにはどう対処すればよいのか分からない。
バスルームは本当につくしの部屋くらいの広さだった。
勢い良くシャワーを浴びる。

(でも、男の人に抱かれるって、あんな感じなんだ・・)
(ちょっと、何流されてるの、あたし!?)

ぐるぐるといろんな思いが頭をかけめぐる。
道明寺のことも、少しよぎった。
けれど、今、起こったこととつなげて考えられない。
必死で態勢の立直しを試みるつくしだったが。

(もう、頭おかしくなりそう・・)

つくしは、いつまでも、いつまでも、シャワーを浴びつづけていた。

何分かたった時、バスルームの扉が開く。

「牧野?!」

裸のつくしは、隠すことも忘れてその声の持ち主と目をあわせた。

「大丈夫か?なかなか出てこないから、心配・・・」
「わあああっ!!にっ、西門???」

服を着たまま、つかつかと入ってきた西門は、シャワーを止める。
かかった水滴も気にせずにつくしを抱きしめた。

「はぁー・・・・何あせってるんだろうな、俺・・・」

硬直するつくしを抱き上げ、ふたたびベッドに向かう。
つくしを横たえた時には、いつもの余裕が戻っていた。

「西門っ・・あんた何考えてんの?」怒涛の展開に必死のつくし。

(これ以上好きにさせてたまるか)キッと西門をにらむ。

「しっ。黙って。こういうことは通過儀礼だから。あんま深く考えんなって。」
「かっ考えるなって・・・こんなことしてどうなるか・・・」
「こんなことって・・・?」

不敵に笑った西門はすかさずつくしの唇を奪う。
ひんやりと冷たい舌が、つくしの唇を割って入った。
裸のままで、未だ失地を回復できていないつくしのわずかな抵抗など、
とるに足らなかった。
完全に西門ペースだ。
つくしの官能のスイッチが入るまで、執拗にキスを続ける。

「ん・・」

「・・ふ・・・」

つくしの表情をみながら、確実に感じるポイントを探っていった。

「もう・・・イヤ・・」
「もうイヤって・・ここ、こんなになってるじゃん」

西門の手が伸びるそこは、確かにあふれはじめていた。
陰唇をさすったり、はさんだりしながら乳首を舐め上げる。

「ふ・・・ぁぁぁっ」
「いい声出すね・・牧野」

(スイッチ、オン・・・っと)

憎らしいくらいに余裕の西門。
つくしの足をM字に広げる。

「やぁ・・・・」両手で顔をかくすつくし。
秘部を眺め、西門が言った。

「あいつ・・美作、ここ舐めた?」
「??は??」

質問の意図が読めないつくしは、思わす西門の顔を見る。

「イヤ、久々にキレイなの見たなあと思って。
あれもこれもヤっちゃうと、あいつに悪いと思ったんだけど、な」

西門はつくしの答えを待たずに、火照ったそこに顔を埋めた。
舌を尖らせて敏感な部分を弾く。

「あ!あ!」

ビリビリと電気のような快感がつくしを襲う。
チュウチュウと吸われたりねっとりと舐め上げられると、ビクビクと痙攣する。

「逝けそう?とりあえず、軽くイッときな」

中指を差し入れ、ぬめぬめと狭いつくしの中を探る。

(こりゃ、まだまだキツいな・・苦戦すんのも仕方ないか)

つくしの息がハッハッハッと小刻みに荒い。

(感度いい奴だなー)

充血したクリトリスを舌で責める。

「あっ・・あっ!!」

ビクンとつくしの体がはねた。

西門は、固くなった自分のものにゴムをつけ、つくしの「戻って」くるのを待った。

(こりゃー美作がああなるのも無理ないか)

つくしがシャワーを浴びている間、となりの部屋では美作が赤くなりながら口を押さえていた。

『オイオイ、どーしたよ?まさか、牧野にマジになりそうとか?』

からかい半分のつもりが、図星だったようだ。

『やめてくれよー美作。何、そんなに良かったの?』
『お前、甘く見ないほうがいいぞ・・・・・
・・まいった。今夜彼女と約束してて助かったよ』
『で、出してないだろうな?』

二人の打ち合わせで決めたことだ。

「射精はしない!」

もちろん、道明寺のことを考慮して、だ。
二人にとってセックスは握手のようなもの。
常人にはありえない思考回路で、射精しなければ一線を超えたことにはならないということになったのだ。

つくしの息が整う。

「牧野・・・辛くない?」

潤んだ瞳で西門を見る。

(・・うぉっ?!)

ゾクゾクと興奮する西門。自身もそそり立つ。
押し下げるように、つくしにあてがう。

「俺のは標準だから・・・さっきよりは楽だと思うんだけど。はい、リラックスー」

充分に濡れたソコは徐々に西門のモノを呑み込んで行く。
つくしの膝を握り、腰を動かす。

「まだキツいから・・・ゆっくりね〜」

(締めてくる・・・スゲ・・)

可愛い喘ぎ声に、さらに興奮する。
つくしの足をぴったりと伸ばし、抱え上げ左肩にかける。

「あんっ・・んっ」

少し深く突いて見る。

「あっ・・・うぅん」

つくしの敏感な内部には、次の波が押し寄せていた。

「ちょっ・・・ヤバい、一回抜くよ」

(ふーっ・・コントロール出来なくなってきたな)

「牧野、四つん這いになって」

西門は、コロン、とつくしをうつ伏せにすると、お腹を持ち上げた。

「これ、抱えてな。」クッションを渡すと、つくしのお尻を逃さないようにつかんだ。
秘所からはツツツーと愛液がこぼれている。

「はい、お待たせ〜」それだけ言うのが精一杯だった。
熱く待っているそこに付き立て、埋めて行く。
一気に貪りたい体を押さえつけるのに必死だった。
徐々に、そして素早くピストン運動。

「あっ・あっ・・・」

ズンズンと突かれるポイントに、あの感覚が宿っていた。

「は・・・・は・・・」西門とつくしの荒い吐息にまじり、こすれあう淫靡な音が響く。

(牧野・・・・イけ!)

荒々しく打ち込むと、つくしの内部がキュウキユウと収縮する。

(ヤバイ!)

つくしがガックリと果てると同時に、引き抜き、放出した。

「セ・・・セーフ・・?」

コンコン、ノックの音と同時に美作がお茶を運んできた。

「西門・・・どう?」
「楽勝」

コマシのプライドに賭けて、臆せずにピース。

(全く・・ケダモノは本能で女見る目あるよな〜、道明寺)

ぼんやりとする牧野をバスルームに引っ張ってゆき、体を洗ってやりながら
西門は言った。

「牧野、本気で好きな男に抱かれることから逃げるな」


それが道明寺の事だと気付いた牧野は、徐々に自分を取り戻す。

「アンタがそれを言う??」

つくしの拳は、今度こそ西門にヒットした。

「く〜〜〜っ」頬を押さえながら、西門はバスルームを後にした。






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