1日デート券
青池和也×牧野つくし


俺の名前は青池和也・・・皆F4に気を取られて忘れられ率95%
だけど俺は生まれ変わったんだ。ずっとずっと片思いしてる
つくしちゃんの為に・・・
お前らかっこよくなった俺に惚れるなよ!!!

みてろよF4ーーーーーーーーーー

俺は高3の時、一大決心をした。
成金と馬鹿にされてた俺は1年間アメリカに留学する事を決めた!

生まれ変わる為に・・・

つくしちゃんに見送られて単身渡米した俺は始めは日本が恋しくて
つくしちゃんが恋しくて涙で枕を濡らしたんだ・・・

だけど、俺は渡米して半年で着実に変わった
まずは身長が10cm伸びた(自分でも驚いた)それにバスケを死ぬ気で
頑張った。
忘れもしないよ・・・あの3ON3
俺だって頑張ったのに・・・花沢類のヒーローぶりばっかり皆気を取られてだろ?
だから毎日、黒人のチャールズに特訓してもらったんだ・・・
そしたらナヨナヨしてた俺も筋肉が少しついてこれでもモテたんだ・・・凄いだろ?

月に数回手紙のやりとりをしてつくしちゃんとは連絡を取ってる。

それに先日、TVで大きく取り上げられた道明寺の婚約発表!!!
相手はつくしちゃんじゃ無かったんだ!!!
やっと俺の出番がきたんだ。
まってて、つくしちゃーーーーん生まれ変わった僕を見てよーー
イケね、僕なんてつかっちゃいけないんだ、カッコイイ男は俺だよな!うん

そして来るべき時は来た!留学を終えて帰国したんだ!
もちろんつくしちゃんには教えてない!

ドキドキしながら俺は大学に向かった。
エスカレーター式の大学に奨学金を貰って進んだつくしちゃん
1年振りに逢うつくしちゃんは変わってるだろうか?

広いキャンパスをつくしちゃんを探しながら歩く・・・

なんか騒がしいな?聞こえてくる声は

「カッコいいよね?」
「誰だろう?」

とか・・・誰の事を言ってるんだろう?
俺はキョロキョロしてみるとすれ違う女の子達が振り返って俺を見てる
もしかして・・・僕のこと?

「ヤダーコッチみてるカッコイー」

ぼ・・・僕のこと・・・イヤ、俺のこと?
俺は女の子に近づいてつくしちゃんの事を聞いて見る事にした

「きゃーこっち来るわよ」
「ねぇ、つくしちゃん知ってる?」
「つくし?」

頬を赤らめた女の子が不思議そうな顔をしてる

「そう、牧野つくし・・・どこにいるか知らない?」
「牧野さんですか?多分カフェテリアだと思いますけど?」

違う女の子達がヒソヒソ話す声が聞こえる

「えーーこの人も牧野つくしの知り合いなの?ムカツク!!!」

なんて声がして俺は

「つくしちゃんはイイ子だよ。あ、ありがとう」

俺は教えてくれた女の子にお礼を言ってカフェテリアに向かった・・・

カフェテリアに入ると学生で賑っている一角にキラキラした集団がいる
あ、あの黒髪は、西門総二朗だ、その横は美作あきらだ!ッてことは
俺は長身の2人の正面に座る人影を発見してドキドキが止まらない

漆黒の黒髪・・・1年前より伸びた綺麗な髪・・・大きい瞳
俺はうっすら化粧をしてはにかむ様に笑ってるつくしちゃんに見入ってしまった
その横には・・・薄茶の髪・・・って事は花沢類!!!その席は俺の席になるんだ!!!

まっててつくしちゃん!!!

俺は一歩一歩足を進めて近づいて行く。
花沢類に向かって笑ったり前の席の2人を睨んでるそんなつくしちゃんから目を離さずに・・・

俺は4人が座る席まで行くと徐に声を掛けた

「つくしちゃん」

俺の声にキョトンとして真っ直ぐみてるつくしちゃん・・・誰なんだ?って感じで見てるF3

「・・・和也くん?」

1年振りに逢ったのにやっぱり気がついてくれるんだね嬉しいよつくしちゃん!!!

「つくしちゃ〜〜〜ん」

俺は座ってるつくしちゃんにおもいっきり抱きついた

「きゃっ」
「和也?」・・・西角
「成金の?」・・・美作
「和也って誰?」・・・花沢類

俺は最後の言葉にガクっと肩を落とした

「きゃーー和也君いつ戻ってきたの?」

俺のHUGにつくしちゃんもぎゅっと抱きしめてくれる
嬉しいよーーーーーー

ゴン・・・・

「いたっ」

俺は前頭部にかなりの痛みが走ってつくしちゃんから離れる

「花沢類」

つくしちゃんの言葉でやっとわかった・・・この頭の激痛の訳が

「何するんだよーーー」
「いつまでもくっついてるからだよ!」

花沢類は俺を睨みつけてる負けないからな・・・

「花沢類、殴る事ないじゃない?」
「そりゃー類も殴るだろ?」

西角が加勢し始めた・・・そのニヤニヤした顔はなんだよ

「そうだぞ、牧野、類は俺らがお前をからかうだけでも不機嫌になるのに
殴られただけで済んで良かったな成金」

なんだよーーー美作までそんな・・・もしかして俺が知らない間に・・・

「ふ、2人は付き合ってるの?」
直球で聞いた俺につくしちゃんは真っ赤になりながら・・・
「つ、つつきあってなんかないわよ。ね、花沢類?」
「さぁ?」

なんだよそのいい加減な返事!そんでなんだよ、つくしちゃんに向ける笑顔は
つくしちゃんなんで顔が赤いんだよーーーーー

「まー座れよ成金」

椅子を勧めてくれたのは美作だった・・・
俺は椅子に腰掛けてつくしちゃんをみると

「お前、留学してたんじゃなかったっけ?」
「そうさ、1年たって帰ってきたんだよ」
「あーーー牧野の同級生?」

俺はまたまた肩を落とした・・・花沢類・・・バスケで共に戦ったのに・・・

「花沢類、3ON3で同じチームだったじゃない?」

つくしちゃん良い事いうねーーー

「あーーー足引っ張ってた奴ね?で、なんで戻ってきたの?」
「おい類、話聞いてなかったのかよ?」
「ん??興味ない」
「俺は1年前の青池和也じゃないんだーーーーーーー」

大声で叫んだ俺に

「まーー確かに背も伸びて男っぽくなってカッコ良くなったんじゃねーの?」

西門良い事いうね

「そうだな、俺らには敵わねーけどな?」

がっははっと笑った西門、美作・・・みてろよ

「勝負だーーーーーー!!!!!!」

俺の声がカフェテリアにこだまする

「どうしたのよ和也くん」
「バスケで勝負だ!!!」

「いいねーー最近面白い事なかったしどうせ暇だし」

乗ってきたのは西門と美作だけ

「オレはヤダ、汗かくのキライ」
俺は机をバンと勢い良く叩いて立ち上がると
西門が話始める

「優勝者には牧野とデートできるってのはどうだ?」

西角が意味深な笑みを浮かべながら切り出した
頭いいね西角・・・僕、尊敬するよ

「ちょっと、あたしは物じゃないんだから」
「いいじゃねーか、庶民のデートってやつを教えてもらいましょ?
残念だな、類はやらないんだ?」
「・・・」

だんまりの花沢類に向かってF2が話を進めてる

「類がやらねーなら俺とあきらの一騎打ちか?」
「だな」

そんな2人を睨みつけた花沢類が

「やるよ、牧野がOKだすなら」

そう言ってつくしちゃんを見てる・・・
つくしちゃんは花沢類をみながら頬を赤らめながら

「わ、わかったわよ」
「やったーーー僕・・あっ俺、頑張るよつくしちゃん」

俺は絶対負けないからなーーーーーー!!!
みてろよF3 優勝するのはこの僕だ!!!

その日は西門&美作コンビの提案で朝まで飲んだ
翌日は二日酔いでクラクラしながら大学に向かった。
カフェテリアに行くと皆集まってて、くじでリーグを決めた!!
ふふっ昨日の酒が残ってるんじゃないのか?F3
この勝負は俺が貰う!!!

俺が当たったのは美作だった勝てる気がするよ〜〜だってさ、さっきから飲みすぎたって連呼してるんだよ

「ありがとうーーーー神様」

俺は心の中でガッツポーズをした。

試合は1戦目・・・
俺はコートに立って美作を睨みつける『ふふふ・・・すぐ眠らせてやるさ』
西門がボールを真っ直ぐ上に投げた・・・
俺はチャールズに教えてもらったジャンピングを披露してやった!!!
美作の顔が驚いてる・・・そのすきに・・・ボールを取ってゴールに向かう・・・

ダンダン・・・キュッキュ

ボールをつく音と靴が擦れる音が響いてダァン!

決まったよーーーーー俺はゴールを決めてつくしちゃんをみる

「和也君すごーーーーい」

ニコニコのつくしちゃん嬉しいーーー
どうだ・・・1年前の俺じゃないんだ・・・

「ちっくしょーなんかムカついてきた」

美作の顔が怒ってる・・・怖いよ・・・つくしちゃん助けて〜〜

「ぜってー負けないからな」

落ち着いた雰囲気は何処にいったのか・・・怖い顔で睨んでる・・・
負けられないんだよ・・・・
俺は少し睨み返して・・・つくしちゃんを見ると・・・・
なんでだーーーー花沢類と楽しそうに話してるつくしちゃんが目に入る・・・

「いただきっ」

美作がボールを取ってシュートを決めた・・・
あーーーつくしちゃんに気を取られてる間に・・・・

「はぁはっは!どうだ成金!!!」

くっそーーー俺はバスケに集中する事にした。だってここで負けたら前の俺と変わらないじゃないか?
さっきより美作が動きが良くなって来てる・・・ボールを一心不乱に追ってシュートを繰り返す

「終了!!!!勝者、和也!!!」

コートの真ん中で悔しそうに大の字になってる美作!!!

どうだーーーーー

俺は次の対戦を見守る・・・花沢類と西門の勝負はなんだか面白かった・・・
花沢類の耳元で西門が何かいったら花沢類がこわーい顔して試合を始めたんだ・・・
それを見つめるつくしちゃん・・・何、頬染めてるんだよーーーー
はぁ涙がでそうだよ・・・

「勝者!!!類!!!」

美作の声で我にかえった俺・・・大丈夫だ・・・だって花沢類はいつも寝てばっかりで
体力もないはず・・・それに続けて試合だもんねーーーー
勝負をつけてやる!

俺はコートに立ち花沢類を睨みつける・・・
花沢類も俺を睨みつけてて・・・ボールが高く上げるのを待つ・・・

ドキドキ・・・

得意のジャンピングでボールをとった俺は花沢類の妨害をよけて逃げるようにシュートを打つ
先制点を決めたのは俺・・・
ガッツポーズをしてしまった・・・
その横で息を切らしながら睨みつけてる花沢類!!!
悪いけど俺は本気なんだ・・・
お互いパスするボールに力が入る・・・
続けて2ゴール決めたのは花沢類だった。いつも寝てるのにどっからパワーが沸いて来るんだよ?
俺は息を整えてボールを一心不乱に追いかける。
交わされても交わされてもついていってボールを奪う・・・

「和也君頑張って〜」

バテそうになった時つくしちゃんの声が耳には入ってきた
つくしちゃんに笑いかけてゴールを目指す・・・
あと1ゴールで勝てるんだ・・・

「うぁあああああああああ」

僕はボールを手にして突き進む・・・花沢類が妨害してきて前に進めない
僕はまだ1度しかその位置からゴールを決めた事はないけど息を整えて
最後のボールに賭ける事にした・・・
まっすぐゴールをみつめて・・・少しジャンプをしてボールを投げた・・・
それを妨害しようと花沢類もジャンプして・・・その手と手の間からボールがゴールに向かっていく・・・
高くジャンプした俺は着地に失敗して床に倒れこむ・・・

ガシャン・・・ダンダン・ダン・ダン・トン

どっちなんだ決まったのか?

「勝者!!成金かずやーーーー」

口笛の音と西門、美作の歓声とつくしちゃんの声が聞こえて・・・
ぼ・・・ぼく勝ったんだ優勝したんだ・・・
夢じゃないよね?ちょっ、あなた・・・貴方です読んでるあなた
ほっぺたつねってみて?痛い?痛かった?俺はF3に勝ったんだーーー!!!
床から立ち上がるとつくしちゃんに向かって走って思いっきり抱きついた

「おめでとーー和也くん」
「ありがとーーーづぐじちゃぁああん」

嬉しさのあまりに涙まで出てきた・・・
ぎゅっと抱きついた俺の後頭部に激痛が走った

「いだいけど〜夢じゃなぁああ」
「いつまでくっついてるの?牧野が苦しそうなんだけど?」

花沢類の冷たい声が聞こえてつくしちゃんから剥がされる・・・
心配そうに俺の頭をなぜてくれるつくしちゃん・・・

「類、そんな怒るなよ・・・」

美作が声を掛けてる

「そうだぞ類、成金とデートしてお前の良さがわかるかもしれないんだからな?
『やっぱり花沢類といると楽しい』ってさ」

西門がつくしちゃんの真似なんだろうか?をしてジェスチャー付きで花沢類に
の肩に手をかけて話しかけてる

「ちょっと西角さん何言ってるのよ」

頬を赤らめて西角を睨みつけてるつくしちゃん・・・
さっきから痛いほど僕を睨みつけてる花沢類・・・へへへっ僕は勝ったんだ
デートは僕のもんだよ・・・胸の前で腕組をして花沢類をにらみ返した

「汗かいたから帰ってシャワーあびる・・・」

冷たい口調でそう告げると西門の手を払いのけて歩き出した・・・

「花沢類、また明日ね?」

つくしちゃんが声をかけると振り返ってにっこり笑うと手をヒラヒラと振って帰っていった・・・

「じゃー俺らも帰るか?」
「そうだなこのままじゃデートできないからな」

西門、美作コンビがそう言って俺の方をみた・・・

「1日デート券だからな?」

西門が意味深な顔で僕に話しかける

「そうだったな、まー和也楽しんで来いよ。」

美作が僕の肩を軽く叩いた

「牧野、ゆっくり楽しんで来いよ」
「じゃな牧野、成金」

2人は手をヒラヒラ振りながら意味深な顔で帰っていった・・・
コートに残された俺は

「つくしちゃん・・・デートしてくれる?」
「う〜んいいよ。だって優勝したの和也君だし約束したしね」
「やったーーー!じゃつくしちゃん僕も用意あるから5時に迎えに行くよ」

その言葉に頬を染めたつくしちゃんが笑顔で

「わかった待ってるね」

天にも昇る気持ちで変なステップを踏んでコートを後にした・・・
急いで自宅に戻った俺はシャワーを浴びて気持ちを落ちるかせる
時間は刻々と迫ってきていて目を瞑って喜びを噛みしめる

つくしちゃんとデート・・・本当はスーツを着てビシッとしたい所だけど
やっぱりラフな感じがいいよね?
何処行こうかな?デートつくしちゃんとデート・・・顔がにやけて困るよ
遊園地?動物園?ドライブ?
俺は早く逢いたくて予定の時間より早く家をでた・・・

つくしちゃんの家に向う途中に一軒の花屋が目にとまった。
よし、花くらい持っていかなきゃね・・・

店内を見渡すと色鮮やかな花が目に飛び込んでくる

「すいません、その花を包んで下さい」

つくしちゃんにぴったりな花・・・周りを元気にしてくれて何時も太陽に向って
咲き誇ってる花。俺は花を持ってつくしちゃんのアパートまで迎えにいった。

部屋の前で身だしなみチェックをして、髪を少し直してから数回ノックする・・・

「はぁーい」
「つくしちゃん迎えに来たよ」

ドアがゆっくり開いて中からつくしちゃんがひょっこり顔をだした。

「早かったね?」
「うん、あっこれどうぞ・・」

左手でこっそり背中に隠しておいた花を渡す

「うわぁー綺麗なひまわり、高かったんじゃない?」
「大丈夫だよ〜家にあった花だから・・・」
「本当?ありがとうちょっと待ってて?花飾ってくるね?」

花を嬉しそうに抱えて部屋に戻っていった・・・大人の男って感じ伝わったかな?
バタバタと戻ってきたつくしちゃん・・・いつもの笑顔で声をかけてくれる

「どっか行きたい所ある?遊園地とか動物園とか・・・」
「うーーーーんあ、遊園地がいいな、だって花沢類って人ごみ苦手でしょ?って
それに最近、優紀も忙しくって・・・」

つくしちゃん・・・花沢類の事好きなんだね?
道明寺と別れて花沢類を好きになったの?
はぁ〜心の中でため息をついた・・・

「じゃ遊園地いこう?今からだったら安く入れるし」
「そうだねーー楽しみーーー行こう?」

僕はつくしちゃんに腕を引っ張られるようにして遊園地に向った・・・
そっからは・・・凄かった、ジェットコースターにバイキングそれから・・・
上から落とされるヤツに・・・うげぇ・・・目が回るよ

目をキラキラさせて「次はあれ、次はこれ」なんて大ハシャギのつくしちゃんに
圧倒されっぱなし・・・花沢類は人ごみが嫌いなだけじゃないね・・・遊園地に来ないのは
しこたまひっぱり回された後、場内はライトアップされて恋人達でピンク色の世界に変わった

「ちょっと和也君」

恋人達が羨ましくてつくしちゃんの腕に自分の腕を絡めた・・・

「だってほら、今日はデートなんだし・・・」
「そ、そうだね・・・でもこれ逆じゃない?」

腕を解いて僕の腕に手を添えてくれる・・・うれしぃいいいい
他人からみたらカップルに見えるかな?見えるよね?
だってつくしちゃんの顔は赤いし僕の顔も・・・

「なんかお腹空かない?」
「そうだね?なんか食べたいものある?」
「実は家で食べないかなって・・・用意してきたんだけど?」
「いいの?」

ゆっくり僕の目をみつめて頷くつくしちゃん・・・
部屋に入るって事は・・・いいって事だよね?つくしちゃん
神様・・・忘れられ率95%だった僕にこんな嬉しいプレゼントありがとぉおおお
お酒用意したほうがいいよね?『素敵な夜に乾杯』だよ!!!
帰りにワインを買ってつくしちゃんの家に向った。

綺麗に整頓された部屋の真ん中に机を挟んで座る

「もうちょとで出来るから待ってて?」
「うん」

なんだか新婚さんみたいな会話にドキドキが止まらないよ・・・
机には手作りの美味しそうな料理が並んで目の前には愛しいつくしちゃん・・・
ワインを抜いて食事を勧める

「おいしいよつくしちゃん」
「よかったーそう言ってもらえて。どんどん食べて」

料理と共にワインもどんどん進む。僕・・・お酒弱いんだよ〜つくしちゃんも
顔が赤くて大きな目なんてトロンとしてる・・・

「あーあたし酔っちゃったかも」

キターキタキタキターーーーGOって事だよね?
口に運んだワインを机に戻して・・・つくしちゃんの横に移動する・・・

「へへへどうしたの和也くん?」

酔ってヘロヘロになってるつくしちゃんを抱き寄せてアゴに右手を添えて
キスをする・・・カッコいいよね僕?

「うううんんんん?」

胸をぐいぐいと押されるけど恥ずかしがってるだけだよね?
女の子に恥はかかせないよ・・・
角度を変えて唇を重ねながら緩んだ唇を割って舌を入れる
逃げる舌を追う・・・口内を彷徨う舌がつくしちゃんの歯茎や上あごに
当たって時折つくしちゃんが僕のTシャツをきゅっと握る・・・
舌先がつくしちゃんの舌をみつけて絡める・・・先端でチロチロ舐めあって絡める

「んふぅ はぁぅ」

つくしちゃんから始めて聞く甘い声で一気に下半身が反応した・・・
服の上から胸の膨らみを下から上に揉みながら唇から漏れる声を楽しむ
畳に手をついて体を支えてるつくしちゃんの腕が俺の首に回った・・・
唇を離して胸を愛撫していた手を休めてつくしちゃんを抱き上げてベッドに運んで寝かせる・・・

恥ずかしいよーーー神様。

だけどお酒で赤い顔がさっきより赤くて目なんかもうトロントロンのつくしちゃん・・・
焦り気味の僕はTシャツを勢い良く脱いでもう一度深い深い大人のキスをしながら
つくしちゃんの服の中に手を忍ばせる

「はぁんはぁう」

体のラインを手でなぞって下着の上から膨らみを揉む・・・
形がいい胸を揉むと舌の動きがおろそかになる・・・
唇を下に移動させて首筋をぺロッと舐める

「あん あ・・・あん」

下着の上からじゃなくて柔らかい胸を触りたくて下着を上にずらして露わになった胸を揉むと
さっきより甘くて少し高くなった声でつくしちゃんが喘ぐ

「あん、はぁ、はぁ」

さっきからたまに硬いものが指に触れて・・・そこに指がかするとつくしちゃんが体をくねらせるんだ
Tシャツをめくり上げてその正体を確かめると・・・
胸の真ん中の突起がつーんと立っていて引力のように引き込まれて
胸の突起を口に含む

「あ、あん、はぁん」

吸い上げるといやらしい音がしてちゅぱちゅぱと繰り返しながら反対の胸を指で弄る

「んんん、あん、あん」

つくしちゃんの顔を見ると苦しそうな顔でシーツを握り締めてる・・・
気持ちいのかな?おねーーーーさん教えてよーーー
気持ちいいいんだよね?繰り返す行為にさっきからつくしちゃんが太ももを擦ってる
わかった!さっきから触って欲しいんだよね?僕のもさっきからつくしちゃんの太ももに
たまに当たると気持ちよくて・・・
愛撫を止めてつくしちゃんの服を脱がせる・・・
練習しとくんだったよ・・・手順がさなんかパニックだよーーー
Tシャツを脱がせて、ジーンズを脱がせて、ブラを脱がせて・・・
上半身裸になって恥ずかしいのか胸の前で腕をクロスさせてる・・・
もうダメだ・・・そんな顔で見られたら心臓も下半身もドキドキしちゃって

自分のジーンズも脱いで下着だけになる・・・恥ずかしいよーーー
首をぶんぶんと振ってからつくしちゃんの体に自分の体を重ねて
またまた胸への愛撫を始めた・・・
さっきから気になってる太もものこすりつけは一層激しくなって空いてる手で
下着の上からなで上げる・・・

「あ、あはぁん んんあっ」

やっぱり・・・湿ってるそこを指で溝にそってなでると声が大きくなった
下着に手を入れて茂みを指で優しくなぞりながら溝に指を沈める

「んんん、あん、あん」

指に硬くなった蕾が当たって泉から溢れてる蜜を絡ませて蕾を擦る・・・
声と一緒に足をジタバタさせてるつくしちゃん・・・
泉に指を渋めながら胸を吸い上げる

「はぁん、あん、はぁん」

なんだここは!!!生まれて初めて味わう感触。柔らかくって暖かくて指を離さないそこ
早く入れたいよ〜〜〜!!!
指を回すように繰り返すと

「あん、ダメもう〜はぁん」

今にも泣き出しそうな声で身を捩ってる・・・
名残惜しいけど指を引き抜いて胸への愛撫もやめて体を離して脱ぎ散らかした服からジーンズを探す
ジーンズのポケットの財布から避妊具を取り出す
いい男は必需品だよね?
それを不思議そうにみてるつくしちゃん・・・みないでよーーーーーーーぐすん

「つ、つくしちゃん目閉じてて?」
「あ、ご、ごめん」

僕の言葉に目を瞑ったつくしちゃん・・・避妊具を袋から出して自分の反り返ってそれに装着する
よし!完璧

足を開かせて足の間に自分の体を移動させるとつくしちゃんの体が硬くなった

「い、入れるよ?」

俺の言葉にゆっくり頷くのを確認してさっき指で味わったそこに沈めていく
ゆっくり焦らず焦らず!

「あ、あん、ああぁん」

全てを沈めると心の中でヤッホーって叫んだ
気持ちよくて夢中で腰を振る僕にしがみつくみたいに僕の背中に手を回してる

「あ、あ、あん、あん、はぁはぁう」
「はっはっはっ、つ、つくしちゃんあ、あっ」

つくしちゃんの声がいやらしくて腰を一心不乱に振る

「ダメ、そんな、はっはぁう、あん、あん」

さっきより早く腰を振って突き上げる・・・先端がつくしちゃんの壁に当たって気持ちい

「あん、ダメあ、あ、あんあんイッちゃう」
「ぼ、僕も限界・・・」

そんな嬉しい事言われたら止められないよ
強く突き上げると

「あぁっぁっぁん」
「はっくぅうううう」

気持ちよすぎていってしまったよ・・・

くん、和也くん起きて?」
「んんんん・・・?」

誰かに呼ばれて目を開けてみる・・・
そこには花沢類が怖い顔で腕を組んで立ってる・・・その横にはつくしちゃん・・・

「早く起きなよ、牧野が寝れないでしょ?」
「お酒飲んでたら和也君寝ちゃうんだもん、ここに泊める訳にもいかないし」

つくしちゃんがさっき脱がせたはずの服を着ていて?????

「え?僕達、さっき・・・Hしたよね?」

ゴン!

「いたっ痛いじゃないか花沢類」
「何言ってるのよそんなわけないでしょ?口空けて寝てたのに・・・」

つくしちゃん・・・

「早く起きてよムカツクんだけど」

僕はわけがわからなくて自分の体を見る・・・服も着てる・・・寝てたのは畳の上

「神様のばかぁああああああああ」

ワインで酔っ払って寝てしまった・・・のか?今度はお酒なんか飲むもんか
絶対につくしちゃんと・・・

「きゃーーー和也くん鼻血」






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