小ネタ 近君と東海林(非エロ)
番外編


東海林主任は嫌いだ、偉そうだし派遣を馬鹿にするし
人の手柄をパクるし…。
あーうざー。
すると僕が乗っていたエレベーターに東海林主任が乗ってきた。
「おはようございます。」一応挨拶。
「ああ、おはよう」相変らずえらそーに。
早くマーケティング課につかないかなぁ…。

すると聞いたことのあるメロディーが流れ出した。
…これは!?うちの子供が大好きなピタゴラスピッチの
「マルゴリズム体操のうた」じゃないか!?
どこからこのメロディーが…?と音の出先を見ると
なんとそれは東海林主任の携帯からだった。
「ん?メールか」携帯を取り出した東海林主任に
「東海林主任もピタゴラスピッチ好きなんですか!?」
と、思わず言ってしまった。
「ああ、何だ?君もしってるのか。今あれにはまっててね
毎日録画してみてるんだよ〜いや、あれは大人が見ても面白いね。」
「そうでしょう!僕も毎日子供と一緒に体操踊ってるんですよ〜。」
するとエレベーターが開き出した。
開いた先には桐島部長ら重役さんたちがいた。
僕が挨拶をしようとすると、東海林主任が率先して
「部長、おはようございます!ささっどうぞお乗りください。」
エレベーターの入り口を抑えて部長達を案内する。
すると僕に向かって
「君、早く出なさい。部長達がお乗りになるんだ。」
「でも、僕が先に…」
「ハケンは階段であがって来い。」
そう捨て台詞を残して、東海林主任は部長達と一緒にエレベーターで
上がっていった。
一人取り残された僕はぽつんと立っている。
…。
一瞬でもあの人と話が盛り上がった自分に腹が立つ。
やっぱり東海林主任は嫌いだ!
そう思いながら僕は思い切り階段を駆け上った。






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