ミグの大事な役目
番外編


夜の闇にも似た暗い部屋を、一本の蝋燭の灯火がゆらゆらと映し出す。
そこには、一人の少女に群がる男、男、男…
無残に破られた、淡い桃色のローブからは、まだ発達しきっていない小さな双丘は、刺激を受け、ツンと張り、少女の激しい腰の動きに合わせ小刻みに揺れていた。

……弄ばれている、否、これはキタの町の存続に関わる大事な役目

少女ミグは、ただ必死に男達の精を一身に受け止めていた。

「あっ、あっ…やぁぁ!」

馬乗りの形で、ミグは男根を必死でくわえていた。
じゅぷ、じゅぷと快感の刺激から分泌された愛液と男根からのカウパーが混ざり、淫隈な音を室内に響かせる。

「はぁっ、はぁっ、ミグちゃん、で、出るっ!」
「やぁん…か、亀さんの頭が膨らんで…」

男性の亀頭は、絶頂を迎え、勢い良くミグの中にその精を注ぎ込む

「んあああ!」

ミグはびくん!と身体を仰け反らせると自身もその秘部から透明の液体をピュッと弾かせた。

「中出しと一緒に潮を吹くなんて、エロすぎるよ!ミグちゃん!」

ミグの顔の側で自身をしごいていた2人の男性も、恍惚としたミグの顔を白濁液で汚した。

「あっ…ひっ、あ…」

絶頂の余韻か、ミグはまだ陰毛一本生えていないその下半身を時折びくびくと痙攣させ、ピュッと愛液を吐き出していた

(なんで…こんなことになったんだっけ…)

キタの町にあるキタキタ踊りは、かつては美しい女性達が踊る伝統的な踊りであった。
しかしそれを商売として扱ったことが祟り、アルバーグ村長の代以降、キタの町には女の子が全く生まれてこなくなった

ミグは、そんな中ようやく生まれた女の子である、しかし既にキタの町は深刻な問題を抱えていた。
町の女性達はもう殆どが出産が可能な年齢を過ぎ、生まれてきた子供もその殆どが男の子だったため、このままでは子孫は途絶えてしまう。
他の町からも、何人か女性を誘致したが、魔王ギリの復活以来、それも難しくなった。

そして、村長は苦渋の決断を選択することになる…

ミグに子を産ませる


その計画は、ニケとククリが去り、トマが魔技師として旅に出てすぐに実行された。


ミグはその日のよる、睡眠薬入りのスープを飲まされ、地下室へ運ばれた。

「パパ…?何も見えないよ…」

鎖で腕を繋がれ、目を隠され、ミグは恐怖した

やがて厚い手が、つう…っとミグの胸を撫で、乳房の先で止まる

「やっ…」

何が何だかわからないまま、服の上から胸をいじられる

「やだ、おっぱい…触らないで」

ぴくっと胸の先が反応したのが自分でもわかる
次第に先端は熱を帯びはじめ、ミグは熱い吐息を吐きはじめた。

「やぁ…ん、なんで、頭がボーっとして、きもちいいの…?」

胸ね愛撫が終わったかと思うと、今度は一気に胸の辺りを破られた
未発達の小さな胸が露わになる、すると男はすかさず片方の胸にしゃぶりついた

「ひゃっ!?」

突然の刺激にミグは戸惑う、男は桃色の乳首を円を描くようにして舐め回すと、力強く、吸引した。

「あぁぁ!や、そんなの赤ちゃんみたいだよぅ…私まだおっぱい出ないよ…」

せれでも男は吸うことを止めず、吸い尽くした

「はぁ、はぁ、はぁ」

脱力したミグはその場でうなだれる、不意に目隠しと鎖が外される

周りの大人達は、皆知っている人ばかりだった
ミグの父親である村長もその場にいた

「っえぐ…パパひどいよ、こんなことするなんて」
「すまんミグ、しかしキタの町のためなんじゃ、我慢してくれ」

村長はうつむきながら振り返ると、こう言った

「立派な子を『たくさん』産んでくれよ」

それから、町の男達に囲まれて、自分の大切な純潔を失うのに、時間はかからなかった。



それから10ヶ月後、ミグは第一子を出産した、可愛い女の子であった、しかしこれで終わりではなかった。


「あんっあんっ、んんああ!」

彼女はまた、命を宿していた、今度は2人も
そして、彼女はいつしか快楽の虜になり誰の子でも産む身体と化していた。

「はぁぁん!ミグまたイク!子宮の赤ちゃんに精子届いちゃう!イク!イク!イクぅぅっ!」

突いていた男は絞るように雄叫びを上げ、熱い精をぶちまける。
膨らんだミグのお腹は大きく痺れ、その恍惚とした顔、焦点の合わない眼…


彼女は望むべくして母となった、そしてこれからも続いていく…






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