キノコ
ニケ×ククリ


旅の途中、森の中で一息つく金髪の少年と
亜麻色の髪をした三つ編みの少女。
以前あったエッチなできごとは
まるで無かったかのように旅を続けている。
ただ、少女のローブの内側を除いては・・・

「よし、じゃそろそろ行こうか。」
「うん、勇者様。」

そういって腰掛けていたキノコから立ち上がるククリ。

「あ〜、やだ〜も〜。」

おしりに薄黄色いキノコの胞子のようなものがついてしまい、
しかたなくパンパンと手で払いのける。

しばらくして森を抜け、草原になり
遠くに目的地の町が見え始めた頃

(ビタビタビタッ)
(ん?何の音だ?)

そう思い後ろを振り向いたニケの目に
信じられない光景が映る。

「あっ・・・あっ・・・あ〜」

そこにはローブの下から水を滴らせるククリの姿。
裾につかないようにローブを膝上まで持ち上げ、
そこから見える白いすねには
股から垂れてきた幾筋かの液体の跡が見える。
滴る尿はじわじわと道を濡らし
丸く湿った茶色い円ができる。

なんとも言えない空気が漂う中
尿が滴る音がしなくなったの確認したかのように
ニケが口を開く。

「我慢してるんだったら言ってくれれば・・・」
「違うの、我慢してたとかじゃなくて
・・・その、突然出ちゃったの」

そういうとまたポタポタッと数滴尿がたれ

「ほら、もれちゃうでしょ・・・あっ」

ふと我に返るククリ。
勇者の前でお漏らししてしまった客観的なことに気がつき
恥ずかしさで頬を真っ赤にそめる。
その姿を見てニケも事の大きさに気がつき
なんとも味の悪い空気が流れる。

「とりあえず、町でお医者さんに診てもらおうよ」

ついた町の病院にて。

「ああ〜それはね、森の途中で
笠が茶色と黒のキノコにさわったでしょ?」
「はい、上に座ってました」
「あのキノコは動物に食べられないようにねぇ
粘膜を麻痺させる胞子を撒くんですよ。
おしっこが漏れちゃうのはそれが原因ですね」
「それで、あの〜早く治したいんですけど
どうしたらいいですか?」
「とにかく中に入った胞子を出すこと。
おしっこたくさんするとそのうち直りますよ」
「あの、普段もらさないようにするにはどうしたら・・・」
「1時間おきぐらいにトイレにいくことですね。
眠ってる時はおむつでいてください」
「えっ、おむつですか・・・恥ずかしいなぁ」
「おむつしない方法もありますよ」

そう言うと管のような器具を取り出し

「このカテーテルという管を尿道に通して・・・」
「おむつで大丈夫ですっ!」

それでもおむつを買ったりするのは恥ずかしいので
宿屋で厚手のタオルを借りることにしたククリ。
寝巻きの下がタオルで膨らんでいる姿はちょっと恥ずかしい。
その日の夜。

「そういえば勇者様あとでお医者さんに
呼ばれてたけど、あれなんだったの?」
「えっ・・・え〜と
ま、もしもの時は気をつけろって感じの
ちょっとした説明だよ」
「ふ〜ん、そうなんだ〜」

だが、そのちょっとした説明が
ニケの言いにくかった疑問を口にすることになってしまう。

「なぁ、ククリ。なんであの時、
パンツ履いてなかったんだ?」

(あっ、やっぱり気付かれてる)

「それは、その、あの、今日は暑かったでしょ?」
「え、そんなに暑かったかなぁ?」
「とにかく暑いときは汗かいちゃうでしょ。
それで背中の汗がパンツにたまっちゃうのが嫌だったの。」
「ふ〜ん、そっか〜。てっきりククリが
変な趣味に目覚めたのかと思っちゃたよ」
「も〜、何考えてんのよ〜!」

ケラケラと笑うニケと顔を赤くして怒るククリ。

「じゃ、おやすみ〜」
「うん、おやすみ〜」

ふっとロウソクの明かりを消し寝入る二人。

(ホントは勇者様の言う通りなんだけどね)

ニケが寝息を立て始めたのを確認して
そっとタオルの中に手をいれ
もうひとつの変な趣味を始めてしまう。

股間の気持ち悪さで目が覚めるククリ。
窓の外はまだ薄暗く、隣のベッドのニケは熟睡している。

(今のうちに洗って着替えちゃおっと)

さすがにおしっこを含んだままのタオルを
そのまま返すわけにもいかないし、
股間を洗うためにも洗面所に向かうククリ。

(着替え持ってくるの忘れちゃった)

しかたなく洗面所で寝巻きの下を脱ぎ
湿らせた股間を丸出しでタオルを洗い始める。

(こんな姿見られたら・・・)

洗面台の目の前の鏡には上だけ着ている自分の姿。
もし他人に見つかれば、おねしょしたんだとすぐにばれてしまう。
そんな想像が少しづつ体が火照らしていく。

(あ〜〜〜・・・)

洗ったタオルでもらした場所をぬぐう。
火照った体に、冷えたタオルが気持ちいい。
自然とタオルを持たない方の手が上着のすその下から
ツンッとたった乳首へ伸びていく。

(そういえば、頻繁におしっこしなきゃいけないんだっけ)

その考えが、ククリに間違った洗面台の使い方をさせる。
石でできた洗面台の上にのぼりしゃがんでそっと股を開く。
目の前の鏡に卑猥な自分のアソコが映る。
洗面所にハァハァという自分の吐息だけが聞こえる。

(なんか・・・熱い・・・)

パサッと床に上着が落とされる。
目の前の鏡には一糸まとわずしゃがんだ自分の姿。
自分の真っ赤な顔に恥ずかしくなり視線を落とすと
そこには頬と同じくらいに赤なっている
充血してちょっと大きくなったアソコの突起が見える。
もし見つかれば、もう言い訳が聞かない。
だがもうそんなことはどうでも良くなり
ただ快感を求めるためだけに股間に力を入れる。

(き、気持ち・・・いい〜〜〜!!!)

勢いよくシャーッと音が響く。
鏡の中にはこんな所でこんないけない行為を晒している
恥ずかしく情けない自分の姿。
そんな姿と声を出せないもどかしさが快感を増幅させる。

(まだ、熱いよ〜・・・)

行為を終え、快感の余韻に浸る。
ボーッとして何も考えられない。
とりあえず部屋に戻らなきゃ。
洗面台に水を流しておしっこを流し、
スリッパを履いて自分達の部屋へ向かう。

(んあ〜・・・)

目を覚ますと、窓からはは夜明け前の薄明るい白い光が見える。

(あれ?ククリがいないなぁ。ま、いいか)

隣のベッドにククリがいないことを確認して
もう一眠りするために、ゴロッと横になり布団をかぶる。
しばらくすると廊下から人が歩くスリッパの音が聞こえ
カチャッとドアノブが開き、そっとドアを閉める音がする。

(ククリが戻ってきたのか)

そう思いそっと目を開ける。

(!!!・・・・・)

首にタオルをかけ、畳まれた寝巻きを
抱きかかえるように持っている姿が見える。
起きている事がばれない様に、薄目にして息を潜める。
ベッドに近づくにつれて、窓から挿す淡い光が
スッリパを履いた足、太もも、生えていない割れ目、
寝巻きを抱きかかえる両腕、膨らみかけの胸、
そして少し赤らんだ顔を順々に照らしていく。
ベッドの横まで来ると、タオルと寝巻きをそっと置き
ベッドの上に四つん這いで上がりヨチヨチと前へ進む。
つぼみのようなお尻の穴と白い光と混ざり
程よく薄紅色に染まったアソコが見える。
3、4歩進んだところで膝立ちになり
前に垂れた長い髪の毛をパッと両手で後ろに掻き揚げる。
一瞬、透き通るような白いきれいな背中を晒す。
いつものローブを身につけ、もう一度ローブの中から
髪を両手で掻き揚げるように外に出す。
そのまま寝転び布団をかぶってそっと床につく。

「勇者様〜、もう朝だよ〜。ねぇ勇者様〜」

ハッと気付き目を開けると、
そこには髪を三つ網にしたいつものククリの姿が。

「あ・・・おはよ〜」

(あれ・・・夢だったのかなぁ)

「どうしちゃたの?何か考えちゃって」
「いや〜・・・なんでもない。(ん!)」

前かがみになって勇者の顔をのぞいていたため
少し前に垂れたローブの襟元から
ニケの視線にククリのカワイイ乳首が入ってしまう。

「じ、じゃあ、準備しよっか」

あわてて目を逸らし、着替え始めるニケ。

(あれ夢じゃなかったんだぁ・・・あ、やば)

ヒヤッとした感じに気付きそっとパンツの中に手を入れると
そこにはネバッとした感触が。

次の目的地へ向かうために、町を後にする二人。

「ククリ、何やってんだ?」
「これなら突然出ちゃっても汚れないでしょ」

ローブの裾を上げるために裾の端の方を結び
右腰の下のあたりに結び目を作る。
裾は膝上10センチくらいまで上がり
右腰の結び目の方はもう少しでももと腰の境目まで見えそうだ。

「その〜、言いにくいんだけど」
「何?勇者様」
「パンツは履いて・・・」
「だって〜仕方が無いでしょ」

顔を赤らめ視線をはずし、まるでアソコを隠すかのように
ローブの裾を下げるように押さえる。

「じゃあ見えちゃわないように前歩かないとな。
よし、行こうか」

そう言って、なんだかぎこちなく前を歩き始めるニケ。
頭の中には朝の出来事が思い出される。

(あ〜、もぉ〜見てぇぇぇ〜!)

(でも、もっと・・・見てほしい)

見られるのは恥ずかしい。
だが勇者に見られることを想像する自分がいる。
ローブの裾を押さえる指がそっとローブの中に伸びる。

(気持ち・・いい・・)

前を行く勇者に気付かれないように
優しくさする様にアソコを撫ぜる。
もし、後ろを振り向かれたらという思いが
よりいっそう興奮を駆り立てる。

(んんっ!・・・あっ)

少しイキそうになり、
思わず杖を落としてカランッと音を立ててしまう。
その音がニケをこちらに振り向かせる。

(あっ、落としちゃった)

まるで悪戯が親に見つかりそうになった子供のように
ちょっと慌てて杖を拾おうとする。

(く、く、くぉぉぉ!!)

ニケの目に杖を拾うククリの姿が飛び込む。
斜め後ろに落とした杖を少し前かがみになり
腕を伸ばして取ろうとするその格好は
ローブをほんの少し上に持ち上げてしまう。
持ち上げられたローブは白くふくよかな
ククリのお尻の下の方を、一瞬、露出させる。
立っている角度が違えば
ギリギリでアソコも見えてしまいそうだ。

杖を手にしたククリもそのことに気がつき
ハッとした表情でローブの後ろを隠すように押し下げる。
それを見たことを悟られないように、急いで前を向き直すが、

「・・・・・見た?」
「・・・えっ?な、な、何のことかな?あはは〜」

振り返り生返事をしてごまかそうとするが
明らかにごまかしきれていない雰囲気があたりを包む。

「ま、いいから、いこいこ」

まるで今のことが無かったかのように再び前を歩き始める。

(まさか・・・まさかなぁ〜。でも)

歩くニケの脳裏に昨日ククリを診た
医者に言われた説明が思い出される。
そしてその内容が、ニケの股間に不穏な動きを生み始めてしまう。

いろんな思惑が巡る中、目の前に川が現れる。
橋は無いが、地図とそれまで来た道の関係から
表面に所々顔を出している石の上を飛んで渡るようだ。

「杖、オレが持つよ」
「うん・・・ありがと」

まださっきのことを気にしているらしく
少しうつむきながらそっと杖を渡す。

先にピョンピョンと身軽に向こう岸まで渡り
それを待っていたかのようにククリが川を渡り始める。
裾がめくれないように片手で前を押さえるが
離れた石にそっと足を伸ばす度に
スッと裾が持ち上がり白い太ももをチラつかせる。
川の中央あたりで、周りの石よりも背が高く
飛ばないと渡れない場所にさしかかる。
ククリがそっと、こちらを見つめる

(あ、見えちゃうとアレだもんね)

その意図を汲み取りそっとククリに対して背を向ける。
頭の中には飛んだ時にギリギリまでローブが持ち上がる
ククリの姿が自然に想像され、さっき以上に股間を硬くさせる。
しかしその想像以上のものが
次の瞬間、ニケの目に飛び込んできてしまう。

「あっあっ、落ちちゃうー!」

叫び声にハッと振り向くとバランスを崩しかけ、
必死に落ちないようにするククリの姿が見える。

「上の、上にある木の枝に掴まるんだ!・・・あ」

ニケの声に反射的に頭の上のほうにある枝を両手で掴む。
落ちる心配もなくなりホッとするのもつかの間、
なんとなく異変を感じ視線をゆっくり自分の足元に下ろす。

(あ〜〜〜ん、どうしよ〜〜〜〜〜!)

体を後ろに反った状態で上にある枝を掴んだために
ローブの裾がへその下辺りまで持ち上がってしまう。
そっと視線を上げると向こう岸で呆然とこちらを見つめるニケ。
なんとか割れ目を隠したいが手を離す事はできないし、
ちょっとでも動くと川に落ちてしまいそうだ。
だからと言って助けを呼べば
大好きな人に間近で恥ずかしい場所を見られてしまう。

(そうだ、こうしてっと)

体をひねりなんとかニケの視線にからアソコを隠そうとするが

(あ、これだとおしりが、あっあっダメ〜!)

ついにバランスを崩してしまい枝から手が離れてしまう。

「勇者様〜助けて〜!」

「あっ、危ない!」

必死に片方の足を少し離れた隣の岩場に伸ばし、
両手を今来た後ろの足場だった石に
頭を倒立するようにしてしがみつく。
見てくれと言わんばかりに天日に晒される肛門とアソコ。
今朝見た淡い朝の光の中にあったモノとは違い
太陽の光が照らすククリの大切な場所は
下の川を泳ぐ魚の新鮮な赤身のように引き締まっていてみずみずしい。

「今いくから!」
「はやく・・・あ〜〜〜」

足のある位置が高いせいで、消え入りそうなあ〜という声と共に
ローブが頭のほうにスルスルと落ちてきてしまう。
背中と足で影になってしまってはいるが
川面から反射する光がちらちらとかわいい乳首と
恥じらいに耐えようとする赤い顔を写す。

「はやく・・・ダメ落ちそう」
「すぐいくから、もっと力を入れるんだ!」

あと3歩ぐらいの所まで来たニケの言葉が
更なる悲劇を生んでしまう。

(・・・出ちゃった・・・)







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