小ネタ11 野絵会話文(非エロ)
番外編


「よう」
「あ、お疲れ」
「どうだ?少しは進展したか?」
「うん、さっき重要な目撃証言がとれ…「違う!」
「え?」
「え、じゃないだろ。お前、俺がカタログ置いてってから何日経つと
 思ってんだ。まだ固まらないのか?」
「…それはだから…その気はないって言ったじゃない…」
「駄目だ。俺ほどの地位の人間が披露宴しないなんてこと許されると
 思うのか?夫の出世をサポートするのは妻のつとめだろうが。」
「嫌よっ//確かに初婚だけど40も過ぎてそんな…恥ずかしいじゃない!」
「あのな…茶化してるわけでも何でもなくお前スタイル良いんだからドレス映え
 するし全く問題ないと思うぞ?俺への愛情はまやかしか?」
「よく言うわよっ!見合いまで勧めてきたこともあったくせに!人が死にかけて
 初めてプロポーズする気になったとかどれだけギリギリなのよ!」
「顔真っ赤にしてうなずいたのはどこの誰だよ」
「うるさいうるさいっ!」

「あ、そうだ。俺この前ピーピーに面会して結婚報告しといたから。
 無言で中指たてられたけどな、ははは」
「…」
「どうした。冗談だよ。ちゃんと真面目に伝えて…」
「私も行ってきたの。多分あんたより後だけど」
「こら、俺に黙って何1人で会いに行ってんだよ」
「(無視)おめでとうって言われた。幸せになれよって。」
「…そうか。そう言ってたか。」
「うん…でもね。もっと早くお前らがくっついてりゃなあってしんみり
 言われたの。」
「…」
「私…ひょっとして凄い鈍感だったのかな(しょぼん)」
「…こっち来いよ絵里子」
「…」(ぽすっ)
「よしよし。辛かったな。」
「私なんか!私は…全然よ。ピーピーや…それにあんたの事も
 たくさん傷つけてきたのかもしれない」
「そんなわけあるか。俺もあいつもお前が太陽だったんだ。ずっとな」
「野立…」
「何も心配するな。俺がついてる。今までもそうだったろ。これからもずっとだ。」
「野立」
「絵里子…」

「じゃあ…ドレスやめていい?」
「いい…わけないだろうが!お前!今の卑怯だぞ!上目使いと涙目のコンボでくるな!
 じゃあって何だよ!」
「…」(ぶう)
「むくれても駄目だぞ。今日帰り寄るから。ラチあかないから一緒に決めるぞ」
「え〜やだ〜!」
「だーめ」




「ここ…署内の廊下なんだが」
「ボスいよいよ野立さんと結婚かあ〜」
「結婚式の二次会は恋のチャンスだよ!楽しみだ〜wktk」
「ボスのウェディングドレス…(キラリ)」
「木元!目が!目がイっとる!しっかりせえ!」



当日まみりんはプロ仕様の一眼レフ搭載だったそうですw






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