野立×片桐×絵里子
野立信次郎×片桐琢磨×大澤絵里子


「ねえ。なんで野立と張りこみなの?」
「嫌か?」
「嫌とかじゃなくて、場所が場所だけに怪しまれるじゃない」

絵里子と野立はラブホテルの一室にいた。
隣の部屋に犯人が潜伏してるらしいとの情報があり、張り込み中である。
しかし犯人がいるはずの隣の部屋からも、別の部屋からも漏れてくるのは
喘ぎ声ばかりである

「俺が嫌だったんだよ」
「何で?」

絵里子が上目づかいで野立をみる

「こんな状況で片桐と二人にしておけないだろ? 俺だって我慢の限界なのに」

そういって野立は絵里子をベッドに押し倒した

「ちょっと何すんのよ! やめなさいよ」

抵抗する絵里子の服を無理やり脱がせる野立

「いつもしてるんだからいいだろ?」

あっという間に絵里子を裸にし、ニヤリと笑う

「そうじゃなくて片桐がくるからっ」
「そのことなら心配するな」
「んんっ」

絵里子がこれ以上しゃべらないよう野立は口を塞いだ
長い長い絡み合うキス。抵抗してた絵里子も舌を絡ませ欲情してるみたいだ

「絵里子はほんとイヤラシイよな」

耳元で囁く野立の声にさえ感じて体をビクつかせる
野立の優しい愛撫は顔、首筋、胸とだんだん下に降りていく

「あっ…ああんっ」

絵里子の声がだんだん大きくなる
優しく愛撫する野立の指が秘部で止まった

「じ、焦らさないで。早く片桐がきちゃうっ」

顔をあげた絵里子の視線の先には片桐がいた

「おう片桐いいタイミングだな」
「ボス許してください」

そういいながら服を脱ぎ始める片桐

「どういうことよっ」

絵里子が野立を睨む

「いい男二人に抱かれて幸せだな絵里子」

野立の指が絵里子の中に入る

「んんっ…ああっ」

本当は野立と片桐を殴ってやりたい気持ちだったが
次々襲いくる快感に何もできないでいる絵里子

「片桐。俺が入れてる間、絵里子にしゃぶってもらえよ」
「わかりました」

声はいつもの低いトーンだが片桐のそれはイキリたっていた

「絵里子入れるぞ。ちゃんと片桐のもしゃぶれよ」
「あっぅうんん…んん」

絵里子の上下の口は同時に塞がれた

上からは絵里子の喘ぎ声とピチャピチャと片桐のをしゃぶる音
下からはぐちゅぐちゅというかき回すようないやらしい音

一番最初に限界を迎えたのは片桐だった

「うぅっ」

と低い呻き声の後、絵里子の口の中に精を吐き出した

「絵里子っもう無理」
「あっあっいくっ… ああっ」

絵里子と野立は同時に果てた

「片桐。もう終わりか?」

野立が意地悪そうに言う

「すみません。不器用なもんで…」

片桐がいつもの低いトーンで呟く

「ボス… あのっ」

それ以上言葉が出てこない

「何も言わなくていい。次にちゃんと挽回しなさい」

絵里子が片桐を見つめる

「いっただろ〜片桐。絵里子はいやらしい女だって」

野立が髭をさすりながら言う

「ボ、ボス」

みるみる片桐の顔が真っ赤になる

「さあ張り込みの続きやるわよ」

絵里子がさっさと服を着る

「絵里子の許可も下りたし、次は最初から三人でやろうな片桐」

そんな野立の声も
片桐には届いていなかった。






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