ギャップ
野立信次郎×大澤絵里子


絵里子ほどオンとオフのギャップが激しいヤツはいないだろう
仕事中は俺のことを野立としか呼ばないし俺がくっつきにいっても怒るばかりだ
だけど一旦家に帰れば豹変する。俺のことは下の名前で呼ぶし、
絵里子の方からくっついてくる。
そんな絵里子が可愛いくて、ついからかいたくなるんだ。

ベッドで横になってると絵里子の方からぎゅうぎゅうくっついてくる

「家にいる時の絵里子は甘えん坊だな。アイツらが見たら驚くぞ」

「だって昼間は仕事モードだもん」

「今は何モードなわけ?」

「今は信次郎の恋人モードなの」

頼むから上目遣いでそんなことを言わないでくれ可愛いすぎるから

「なぁ、そろそろ俺の恋人卒業しないか?」

「卒業って?」

「絵里子の恋人でいることに飽きたんだよ」

「……わかった。信次郎が飽きたなら仕方ないね……」
ふと絵里子の方を見ると涙を浮かべて俯いている

「なんか勘違いしてるだろ」

「だって飽きたから別れたいんでしょ?」

「バカだなぁ恋人っていう立場に飽きただけで
絵里子に飽きたわけじゃないよ」

「どういうこと?」
「俺、絵里子の旦那さんになりたい」

「だ、旦那さん?」
「絵里子、結婚しよう」

「う、うん。わ、私でよければ」

「お前じゃなきゃダメなんだよ
しかし仕事以外じゃ本当に鈍感だよなー」

「それだけ仕事に全力投球してるってことでしょ!」

「とりあえずお仕置きな」

「お仕置きって、意味わかんないし!」

わあわあと文句を言う口をキスで塞ぐ
舌を絡ませゆっくりと絵里子の口内を味わう
耳、胸と絵里子が感じる場所を丁寧に愛撫していく

「んっ… しんじろっ は、早く」

一番感じる場所に手を伸ばすと、そこはすでに愛液であふれていた

「は、早くいれてっ」

絵里子の腰がゆらゆらと揺れだす限界が近いのかソコはひくついている
溢れ出る愛液を絡めとり下の蕾へぬりこむ

「あぁっ… もうイキそう
しんじろうと一緒にイキたいのっ」

我慢できなくなり絵里子の中に自身のソレを入れると
ギュと締め付けてくる

「絵里子っ、あんま締め付けんな」

「し、知らないわよ」

野立が腰を動かす度にソコはぐちょぐちょと卑猥な音を立て
お互いの声が高まり限界が近づく

「あぁっ… もう本当にイキそうっ」

「俺ももう限界だ」
絵里子の声がいっそう高くなり中がギュッと締め付けられる
野立も低い呻き声をだしながら絵里子の中で果てた

まだ荒い息を整えている絵里子がつぶやく

「中に出したの?」
「うん」

「何で」

「何でって結婚するんだからいいじゃん」

「そっか…」

「何ならもう一回するか?」

「何いってんのこのバカ!」






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