無邪気な寝顔
野立信次郎×大澤絵里子


久しぶりに俺の部屋で絵里子と飲んだ。
例のごとく俺のベッドを独占して、裸でシーツにくるまっている絵里子。
そして俺もいつものごとくソファでうとうと。
でもその日はなんだか寝付けなくて。
絵里子の白い背中と無邪気な寝顔を肴に一人で飲み再開。
グラスの中の氷がカランと音をたてる。

絵里子が「う〜ん。」といいながら薄目を開けた。

「ごめん。起こしちゃったな。」

「うう〜ん。ごめーん。わたしまたベッドとっちゃったんだ〜。
野立は飲み足りなかったの?」

「うん。ちょっとな。」

「絵里子。」 「何?」

「今日一緒に寝よっか。」

「えっ。やだ。」「いいじゃん。お前と俺の仲だろ。」

「ちょっと。 入ってこないでよ。」

「もうだめー。絵里子はあったかいなー。」

と言いつつ絵里子の細い腰に
手をまわしぐいっと引き寄せる。

「あん。野立ちょっとー。」

「触るだけ。触るだけ。」

「もーどこ触ってんのよ。」

背中に頬ずりしながら胸や腰をさわさわ
なでまわす。

「手つきがやらしいってば。もー。」

俺の手を振り払おうともがく絵里子が
かわいくて首筋にキスしながらぎゅーっと抱きしめる。
驚いたのか感じちゃったのか俺の腕の中で急におとなしくなる絵里子。

「このまま続ける?それともやめちゃう?」

と耳元でささやくと

「ホントあんたっていじわるだよね。このままでどうしろっていうの?
責任とってよ。」

ホントたまんねーなその負けん気の強さ。

絵里子の長い髪を両手でかき上げ、おでこから鼻、頬とキスをおとしていく。
じらしながら指先で唇をなぞる。たまらないという表情で俺をみる絵里子。

「欲しいの?」

うん。とうなずく絵里子の目が俺を欲して、潤むのがたまらない。
さっきから疼いてしょうがないおれ自身は爆発寸前。
そういえば、最近やってなかったもんなー。しかも相手が絵里子じゃー
自制がきかねーや。

唇をきつく吸い上げ舌をねじこむ。一度離した後、また舌をいれて絵里子の味を
楽しむ。首筋から胸元にかけてべっとりと印をつけていく。

「イタイってば! そんなにきつく吸ったら跡になる! やめて。」

絵里子が俺の顔を引き剥がそうとするけど、逆にその細い手首をつかんで
ベッドに押し付ける。
張りのある形のいい胸にむしゃぶりつく。
舌でその先にある小さい突起を弄ぶとぷくっと隆起しはじめる。

「あん。」

とひくく呻く絵里子。

「ここ気持ちいいんだ。」

隆起した突起物を強く吸い上げる。

「やーぁー。野立、だめー。」
「すげー気持ちよさそー。」

さんざん弄り続けたためか乳首が真っ赤にはれあがり痛々しいほど。
でも。さっきまであんなに嫌がってたのに、絵里子はもっともっとと
催促をやめない。

「痛くないの?」
「やー。気持ちいいからもっと。」
「イタ気持ちいいんだな。」

指先でクニクニと、もんでやると身もだえしながら感じてる。

「そろそろ俺も気持ちよくしてくれよっと。」

絵里子の腰をぐいっと引いて足をひろげる。すでに濡れそぼったそこに
舌をねじこみ味をみる。指で中をまさぐる。
腰をひくつかせながら、たまらないといった顔の絵里子。

「よーし。一緒にいこうな。」

絵里子の細い腰をがしっとつかみ、強引にひきよせる。
俺の首筋に腕をからめて、「はー。はー。」と荒い息を上げる絵里子。
絵里子のIラインを何度もなぞりながら、一気に貫く。
ガンガンしたから攻め立て、絡み付いてくる絵里子自身に飲み込まれそうに
なるのを必死で耐える。
「あん。もう壊れちゃうから。野立ぇ。だめー。」

「あっいく。あっつぅ。あっあー。」

二人同時に果てて気付けば朝。

絵里子の体中についたキスマークに興奮して抱きつくと絵里子が
いたずらっぽい目で「またしよっか?」と。
お前どんだけ俺を煽るんだ。責任とれよ。

第二回戦スタートのゴングがなった。






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